FileMaker Server の監視

Admin Console では、[ダッシュボード] ページに現在のシステム情報が表示されます。展開のステータスの確認を参照してください。

また、ログファイルを使用してサーバーとクライアントの使用状況を確認することができます。さらに、サーバーのパフォーマンスを監視して問題があればトラブルシューティングもできます。

複数のマシンの展開では、ログファイルはプライマリマシン上にあります。ほとんどの FileMaker Server ログは Admin Console で表示して [ログ] > [ログビューア] タブでダウンロードできます。ログファイルの表示およびダウンロードを参照してください。

監視 参照先 説明

パフォーマンスへの負荷が高いクライアントの操作

TopCallStats.log

最もサーバーリソースを必要とするクライアント要求の操作に関する詳細。

最長呼び出しの使用状況のログを参照してください。

イベント

Event.log

Windows: イベントビューア (手順については、イベントビューアでのアクティビティの表示 (Windows) を参照してください。)

データベースサーバーの起動および停止イベント、データベースファイルを開く/閉じる、一貫性チェック、および FileMaker Server 設定でのエラー状態。

イベントログを参照してください。

スクリプトイベント

FMSEScriptErrors.log

サーバーのスクリプトイベントおよびエラー。

スクリプトイベントログを参照してください。

クライアントのアクティビティ

Access.log

クライアント関連のアクセス情報。

アクセスログを参照してください。

カスタム Web 公開および FileMaker WebDirect の情報

wpe0.log (Web 公開エンジンマシン)

アプリケーションエラー、使用状況エラーおよびシステムエラーを含む、すべての Web 公開エンジンエラー。Web 公開の出力の生成や、カスタム Web 公開設定の変更を行うためのエンドユーザ XML リクエストなど、カスタム Web 公開に関連する情報が含まれる場合があります。

FileMaker WebDirect ソリューションの表示を求めるエンドユーザリクエスト、FileMaker WebDirect 設定の変更に加えて、FileMaker WebDirect の起動および停止イベント、エラー、スクリプト、およびユーザログ情報。

Web 公開ログを参照してください。

FMSHelper プロセス情報

fmshelper.log

すべての fmshelper プロセスアクティビティ。

FMSHelper ログを参照してください。

FileMaker Data API 情報

fmdapi.log

アプリケーションエラーおよび使用状況エラーを含む、すべての FileMaker Data API エンジンエラー。

共有データベースにアクセスするすべての FileMaker Data API 呼び出しに関する情報。

FileMaker Data API ログを参照してください。

FileMaker Admin API および Admin Console ログ

fac.log

すべての Admin Console の開始、停止、またはエラー。

すべての FileMaker Admin API の情報および Admin Console のアクティビティメッセージ。

FileMaker Admin API および Admin Console ログを参照してください。

サーバーの使用状況

Stats.log

FileMaker Server のパフォーマンス、およびログインしたクライアント数。

サーバーの使用状況のログを参照してください。

クライアントの使用状況

ClientStats.log

詳細なクライアントの使用状況およびデータベースサーバーへのクライアントアクセス。

クライアントの使用状況のログを参照してください。

メモ  FileMaker WebDirect クライアントは「ClientStats.log」ではなく「Stats.log」に表示されます。

スケジュール設定ファイルをロードして作成されたスケジュール

LoadSchedules.log

スケジュール設定ファイルをロードしたときに作成されたスケジュールの数とタイプ、および発生する可能性のあるすべてのエラー。

スケジュール設定のロードを参照してください。

OData API 情報

fmodata.log

共有データベースにアクセスする OData API 呼び出しに関する情報。

OData API のログを参照してください。