通知設定

Admin Console では、Admin Console 通知、ローカル通知、および電子メール通知の 3 つの方法でサーバー管理者に通知することができます。

Admin Console 通知を確認するには、[サインアウト] コマンドの近くにあるツールバーの 通知 をクリックします。Admin Console 通知がある場合は、ツールバーに青い背景の数字が表示されます。

通知設定を表示して指定するには、[構成] > [通知] タブをクリックします。

目的 実行方法

ローカル通知を有効にする

[ローカル通知] を [有効] に設定します。

ローカル通知は Admin Console を実行しているマシン上で表示されます。ローカル通知は Admin Console が前面に表示されていない場合でも表示されます。

FileMaker Server でエラーが検出された場合、電子メール通知を送信する

[電子メール通知の送信] を [有効] に設定します。

この設定が有効になっている場合、FileMaker Server は [宛先アドレス] フィールドで指定した電子メールアドレスに電子メール通知を送信します。

メモ  FileMaker Server でエラーが検出された場合にのみ電子メール通知が送信され、警告の場合は送信されません。Web 公開エラーの場合、FileMaker Server では電子メール通知が送信されません。

電子メールサーバーの SMTP 設定を構成する

  • 送信元アドレス: 送信者の電子メールアドレスを入力します。

  • 返信先アドレス: (オプション) FileMaker Server からエラーまたは警告の電子メールを受信した後にユーザが返信可能な電子メールアドレスを入力します。

  • 宛先アドレス: 受信者の電子メールアドレスを入力します。

  • SMTP サーバーアドレス: IP アドレス (例: 127.1.1.1) またはホスト名 (例: postoffice.emailserver.com) を入力します。

  • ポート: SMTP サーバーへの接続に必要なポート番号。デフォルトのポート番号は 25 です。

  • SMTP 認証のタイプを選択するか、[なし] のままにします:

    • [なし]: デフォルトでは [なし] が選択されます。[なし] の場合、クライアントは匿名でログインします。一般的に、匿名アクセスが推奨されるのは、受信インターネットメールを受け付けない社内 SMTP サーバーの場合だけです。

    • [テキスト]: LOGIN メカニズムを使用した標準テキスト認証。

    • [CRAM-MD5]: SMTP メールサーバーのパスワードを暗号化する Challenge-Response Authentication Mechanism-Message Digest 5 認証。

  • SMTP 認証タイプとして [テキスト] または [CRAM-MD5] を選択した場合:

    • FileMaker Server が SMTP 電子メールサーバーに接続するときに SSL データ暗号化を使用するには、[SSL (Secure Sockets Layer) を使用する] を選択できます。このオプションを選択すると、ポート番号が自動的に 465 に変更されます。

    • 電子メールサーバーが SSL 接続をサポートするために STARTTLS コマンドが必要な場合は、[TLS (Transport Layer Security) を使用する] を選択します。ポート番号は、自動的に 587 に変更されます。

    メモ  認証の必要性、および使用されている認証タイプについては、電子メール管理者に確認してください。

    • ユーザ: SMTP サーバーにログインするために必要なユーザ名を入力します。

    • パスワード: ユーザのパスワードを入力します。

電子メールサーバーの OAuth 2.0 設定を構成する

  • 送信元アドレス: 送信者の電子メールアドレスを入力します。

    メモ  Microsoft の場合、[送信元アドレス] が [ユーザー プリンシパル名] と同じである必要があります。

  • 返信先アドレス: (オプション) FileMaker Server からエラーまたは警告の電子メールを受信した後にユーザが返信可能な電子メールアドレスを入力します。

  • 宛先アドレス: 受信者の電子メールアドレスを入力します。

  • OAuth 2.0 プロバイダ: [Microsoft] または [Google] を選択します。

    Microsoft オプション:

    • アプリケーション (クライアント) ID: アプリケーション (クライアント) ID は Microsoft アカウントから提供されます。

    • ディレクトリ (テナント) ID: ディレクトリ (テナント) ID は Microsoft アカウントから提供されます。

    • ユーザー プリンシパル名: ユーザー プリンシパル名は Microsoft アカウントから提供されます。

      メモ  ユーザー プリンシパル名は FileMaker Server の言語により、プリンシパル名またはユーザ名と表示される場合もあります。

    • クライアント シークレット値: クライアント シークレット値は Microsoft アカウントから提供されます。

    Google オプション:

    • サービスアカウント電子メール: サービスアカウント電子メールは Google Workspace アカウントから提供されます。

    • Admin ユーザ電子メール: Admin ユーザ電子メールは Google Workspace アカウントから提供されます。

    • プライベートキー: プライベートキーは Google Workspace アカウントから提供されます。

電子メール設定のテスト

[電子メール設定をテスト] をクリックします。ダイアログボックスに電子メールアドレスを入力してテストメッセージを送信します。

テストに失敗した場合は、電子メール設定または電子メールアドレスを確認して表示されるメッセージの指示に従います。

電子メール設定の保存

[電子メール設定を保存] をクリックします。

メモ 

  • Microsoft を使用している場合、255 文字を超える電子メールの件名は最初の 252 文字の後に省略記号 (「...」) が追加されて受信者に表示されます。これは Microsoft 365 および Microsoft Graph API の件名の長さ制限です。

  • Google を使用している場合、電子メールメッセージ内に予期しない改行が追加される場合があります。このような改行は Gmail で「プレーンテキストモード」を使用して電子メールメッセージを作成する場合にも発生する場合があります。