OData アクセス用のデータベースの共有 (Linux)
OData (Open Data Protocol) は、標準化された方法を使用してデータのクエリーおよび更新ができるようになる業界標準の API プロトコルです。REST API クライアントが Claris FileMaker Cloud® および FileMaker Server で共有されている FileMaker データにアクセスできるようになります。OData は REST (Representational State Transfer) アーキテクチャに準拠する REST API です。
OData API でのアクセス用のデータベースを共有するには:
- FileMaker Pro で、データベースを開いてデータベースにアクセスするアカウントのアクセス権セットを編集します。拡張アクセス権の [OData (fmodata) でのアクセス] を有効にします。
メモ FileMaker Pro データベースソリューションで複数の FileMaker Pro データベースファイルが使用される場合、OData API を使用してアクセスするすべてのデータベースファイルで拡張アクセス権の [OData (fmodata) でのアクセス] を有効にする必要があります。
- Admin Console の [コネクタ] > [OData] タブを使用して OData API を有効にします。OData API 設定 (Linux)を参照してください。
- OData API を使用したアクセス用のデータベースを準備します。FileMaker Cloud 2.19 OData ガイドを参照してください (FileMaker Cloud および FileMaker Server for Linux に適用)。
- データベースファイルを FileMaker Server にアップロードします。FileMaker Pro を使用したデータベースファイルのアップロードを参照してください。
メモ FileMaker Pro データベースソリューションで複数の FileMaker Pro データベースファイルを使用する場合、OData API を使用してアクセスするデータベースファイルはすべて同じコンピュータ上にある必要があります。
- REST 対応の Web サービスを使用して、OData API ステートメントを指定する HTTPS リクエストを URL の形式で送信します。
OData API を使用する Web サービスを記述する方法の詳細については、FileMaker Cloud 2.19 OData ガイドを参照してください (FileMaker Cloud および FileMaker Server for Linux に)。