Get (ユーザ名)

[設定] ダイアログボックスの [一般] タブで指定されている FileMaker ユーザの名前を返します。

構文 

Get (ユーザ名)

引数 

なし

戻り値のデータタイプ 

テキスト

起点バージョン 

6.0 以前のバージョン

説明 

それぞれの FileMaker クライアントに対して、この関数は次の値を返します:

対象のクライアント 返される値
FileMaker Pro [設定...] でユーザが指定したユーザ名 (一般設定の変更を参照してください)
FileMaker Go [設定] メニューでユーザが指定したユーザ名
FileMaker WebDirect [WebDirect-<xxxxx>]<xxxxx> は現在の持続 ID の最後の 5 桁です (「Get (持続 ID) 関数」を参照してください)。
FileMaker スクリプトエンジン (サーバーサイドスクリプト)
  • スケジュールでスクリプトが実行されている場合はスケジュール名。

  • <スクリプト名> - <アカウント名> <x><x> は FileMaker スクリプトエンジンが起動されてから実行されたスクリプトの数です。

FileMaker Data API、
カスタム Web 公開、
ODBC/JDBC、
OData
認証に使用するアカウント名

重要  セキュリティを強化するには、Get (アカウント名) 関数を使用してユーザアクセスを追跡および管理してください。ユーザはデータベースファイルにログインするために使用されたアカウント名を変更することはできません。

例 1 

現在のユーザが田中美香である場合、「田中美香」を返します。スクリプトの例は、[アカウントを追加] スクリプトステップを参照してください。