Web 上でのデータベースの公開
自分のデータベースを Web 上でさまざまな方法で表示することができます。これにより、データは次のように使用できます:
- 対応する Web ブラウザを使用する世界中の人々に利用可能になる(ファイルへのアクセスを制限することもできます)。
- 出張先やリモートでの作業中など、さまざまな場所からデータにアクセスする。
データの公開方法は 3 種類あります。
- FileMaker WebDirect: FileMaker Server または FileMaker Cloud を使用してファイルを共有する場合、FileMaker WebDirect を使用して Web 上の自分のデータベースからレイアウトを素早く簡単に公開することができます。追加ソフトウェアのインストールは必要ありません。対応する Web ブラウザと、FileMaker WebDirect カスタム App に接続するインターネットまたはイントラネット環境、およびアクセス権があれば、誰でもレコードを表示、編集、ソート、または検索ができます。FileMaker WebDirect では、FileMaker Server または FileMaker Cloud が Web ブラウザにデータを送信するたびに Web ブラウザが自動的にデータを更新します。その他のタスク (ネットワークを保護するためにファイアウォールを構築するなど) を実行するために追加ソフトウェアを使用することができます。FileMaker WebDirect でデータベースを公開するを参照してください。
- 静的公開: データに変更がほとんどない場合、またはユーザによるデータベースへのライブ接続を要求しない場合は静的公開を使用することができます。静的公開では、FileMaker Pro データをエクスポートして Web ページを作成し、HTML でさらにカスタマイズできます。データベースの情報が変更されても Web ページは変更されません。ユーザはデータベース自体には接続しません。静的 Web ページでデータを公開するを参照してください。
- カスタム Web 公開: FileMaker Server を使用してファイルを共有している場合は、カスタム Web 公開テクノロジーにより、公開するデータベースの外観や機能をさらに制御できます。
XML または PHP では、次の操作が実行できます:
- データベースを他の Web サイトと統合する
- ユーザによるデータの使用方法を決定する
- Web ブラウザでのデータ表示方法を制御する
『FileMaker Server カスタム Web 公開ガイド』を参照してください。
または、FileMaker Data API を使用して、FileMaker Server または FileMaker Cloud で共有されているファイル内のデータに Web サービスでアクセスできるようにすることができます。FileMaker Data API ガイドを参照してください。