AI 呼び出しログ設定
AI 呼び出しの詳細をログファイルに保存するかどうかを制御します。
オプション
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[オン] に設定した場合、指定されたログファイル内のすべての AI 関連のスクリプトステップまたは関数呼び出しのログ記録を開始します。ファイルを閉じるか、または同じログファイルで [オフ] オプションを指定してこのスクリプトステップを実行するまで現在の FileMaker Pro ファイル内のすべてのスクリプトの AI 呼び出しがログに記録されます。
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[オフ] に設定した場合、すべての AI 呼び出しログファイルの記録を停止します。ログファイル名を指定する必要はありません。
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[ファイル名] は、使用するログファイル名を指定するテキスト式です。指定されていない場合、ファイル名は「LLMDebug.log」です。
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[詳細] に設定した場合、モデルからの埋め込みベクトル、使用されるトークンの数、およびセマンティック検索で返される数や類似度条件などの追加情報をログに記録します。
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[メッセージを削除] は、[詳細] が [オン] の場合に記録された長いメッセージの一部を省略します。たとえば、埋め込みベクトルを含むメッセージなどです。
互換性
製品 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Go | はい |
FileMaker WebDirect | はい |
FileMaker Server | はい |
FileMaker Cloud | はい |
FileMaker Data API | はい |
カスタム Web 公開 | はい |
起点バージョン
21.0
説明
このスクリプトステップはすべての AI 関連のスクリプトステップおよび関数呼び出しを [ファイル名] オプションで指定されたファイル名で記録します。すでにファイルが存在する場合は、ファイルの最後に新しいログエントリが追加されます。
FileMaker Pro および FileMaker Go クライアントで実行されるスクリプトの場合、AI 呼び出しログは現在のユーザのドキュメントフォルダに保存されます。FileMaker ホストで実行されるスクリプトの場合、ログはホストの「Logs」フォルダに保存されます。
例 1
ドキュメントフォルダの「ai-call.log」ファイルで詳細ログエントリを含む AI 呼び出しログをオンにします。AI アカウントを設定して「会議詳細」レイアウトに移動してから、モデルを使用して現在のレコードの「会議::メモ」フィールドのテキストの埋め込みベクトルを取得し、「会議::メモ_埋め込み_テキスト」テキストフィールドにテキストとして格納します。ログは有効のままなので、この FileMaker Pro ファイル内の他のスクリプトも AI 呼び出しをログできます。
AI 呼び出しログ設定 [オン ; ファイル名: "ai-call.log" ; 詳細: オン ; メッセージを削除: オフ]
AI アカウント設定 [アカウント名: "my-account" ; モデルプロバイダ: OpenAI ; API キー: "sk-RZCtpWT..."]
レイアウト切り替え [「会議詳細」 (会議) ; アニメーション: なし]
埋め込みを挿入 [アカウント名: "my-account" ; 埋め込みモデル: "text-embedding-3-small" ; 入力: 会議::メモ ; ターゲット: 会議::メモ_埋め込み_テキスト]