URL を開く
ユーザが URL を開くことができます。
オプション
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[ダイアログあり] により、このスクリプトステップを実行したときに [[URL を開く] オプション] ダイアログボックスを表示するかどうかが指定されます。
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[外部ブラウザで開く] により、外部 Web ブラウザでページを開くかどうかが指定されます (FileMaker Go のみ)。オフにすると、FileMaker Go 内でページが開きます。
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[URL] では、URL を入力するか、計算式から URL を作成できます。
互換性
製品 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Go | はい |
FileMaker WebDirect | 一部 |
FileMaker Server | いいえ |
FileMaker Cloud | いいえ |
FileMaker Data API | いいえ |
カスタム Web 公開 | いいえ |
起点バージョン
6.0 以前のバージョン
説明
[URL を開く] は、http、https、ldap、ldaps、ftp、file、mailto、fmp、および fmpXX の URL タイプ をサポートし、各 URL タイプ (またはスキーマ) にオペレーティングシステムに登録されたアプリケーションを使用します。たとえば、URL が http
で始まる場合は、FileMaker クライアントではユーザの Web ブラウザを起動して URL を処理します。
指定した URL にスペースまたはその他の特殊文字が含まれる場合、その文字を有効な URL で対応するエンコード値で置き換えます。たとえば、「@」は「%40」で置き換えられます。
FileMaker Pro ファイルを開くための fmp および fmpXX URL タイプの形式については、URL を使用して FileMaker Pro ファイルを開くで説明しています。
メモ
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FileMaker WebDirect は file スキーマをサポートしません。
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macOS では、file スキーマを使用してリモートファイルを開くには、まずリモートボリュームをマウントします。次に、パスを file:///<ボリューム>/ (ホスト名または IP アドレスではありません) で始めて、その後にボリューム名を続けます: file:///<ボリューム>/<ボリューム名>
例 1
ユーザの Web ブラウザが開かれ、Claris International Inc. のホームページが表示されます。
URL を開く [ダイアログあり: オフ; "https://www.claris.com/"]
例 2
Windows では、メモ帳が開いてユーザのハードディスクのルートレベルにあるファイル「My_File.txt」が開きます。
URL を開く [ダイアログあり: オフ; "file://c:/My_File.txt"]
macOS では、プレビューが開いてシステムハードディスク上の <ユーザ名
> というユーザ名がついたフォルダ内の「ダウンロード」フォルダにある「My_File.pdf」ファイルが開きます。
URL を開く [ダイアログあり: オフ; "file:///<ボリューム>/Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ダウンロード/My_File.pdf"]
例 3
デフォルトの電子メールアプリケーションが起動されて、新規メッセージが開き、「電子メール」フィールド内の値がメッセージの宛先として使用されます。
URL を開く [ダイアログあり: オフ; "mailto:" & 顧客::電子メール]
例 4
別のシステム上で実行している共有 FileMaker Pro ファイルを開きます。
URL を開く [ダイアログあり: オフ; "fmp://アカウント:パスワード@ホスト/データベース"]
重要 [URL を開く] スクリプトステップに入力されているアカウント名とパスワードの情報は、スクリプト編集アクセス権を持つユーザには表示されてしまうため安全ではありません。