OData API 呼び出しの作成

OData 呼び出しは次のコンポーネントで構成されます。

コンポーネント 説明

HTTP メソッド

OData は次の HTTP メソッドを使用します:

HTTP ヘッダ

OData は次のヘッダを使用します:

  • Authorization: すべてのリクエストに必要です。必要な形式については、「ホストへの認証された接続の作成」を参照してください。

  • Accept: 応答の形式を示します。指定する場合、次のいずれかの形式にする必要があります:

    • application/json (デフォルト)

    • application/atom+xml (または application/xml)

    • text/html

    JSON アプリケーションでは、JSON 固有のオプション「IEEE754Compatible=true」がサポートされています。このオプションを使用すると、Edm.Int64 および Edm.Decimal 型のフィールドが文字列として返されます。OData 4.01 JSON format (英語) を参照してください。

    形式を指定した場合、値は $format クエリーオプションの値で上書きされます。OData 4.01 Protocol の「Header Accept」(英語) を参照してください。

  • Content-Type: POST および PATCH メソッドのリクエストボディの形式を示します。指定する場合、次のいずれかの形式にする必要があります:

    OData 4.01 Protocol の「Header Content-Type」(英語) を参照してください。

  • OData-Version: OData プロトコルのバージョンを示します。FileMaker Cloud および FileMaker Server では OData 4.0 がサポートされています。OData 4.01 Protocol (英語) の「Header OData-Version」を参照してください。

  • OData-MaxVersion: OData プロトコルの最大バージョンを示します。FileMaker Cloud および FileMaker Server では OData 4.0 がサポートされています。OData 4.01 Protocol (英語) の「Header OData-MaxVersion」を参照してください。

  • Prefer: 次の値がサポートされています:

    • odata.continue-on-error

    • odata.maxpagesize

    • return=representation

    • return=minimal

    OData 4.01 Protocol の「Header Prefer」(英語) を参照してください。

URL

https://<ホスト>/fmi/odata/<バージョン>/<データベース名>

<ホスト> – FileMaker Cloud または FileMaker Server のホスト名

<バージョン> – OData のバージョン。常に v4

<データベース名> – 共有データベースの名前

例: /fmi/odata/v4/コンテンツ管理

JSON および Atom の引数データの例 POST および PATCH メソッドのみ。