レコードの作成

テーブルにレコードを作成するには、POST メソッドを使用します。POST のボディには 1 つのレコードのデータが JSON 形式で含まれている必要があります。

コンポーネント 説明

HTTP メソッド

POST

URL

https://<ホスト>/fmi/odata/<バージョン>/<データベース名>/<テーブル名>

<ホスト> – FileMaker Cloud または FileMaker Server のホスト名

<バージョン> – OData のバージョン。常に v4

<データベース名> – 共有データベースの名前

<テーブル名> – テーブルの名前

例: /fmi/odata/v4/連絡先管理/連絡先

引数

JSON の例:

コピー
{
  "主キー": "Bジョーンズ",
  "名前": "ボブ・ジョーンズ",
  "ゾーン": 1,
  "役職": "南西部営業部長",
  "会社": "Example, Inc.",
  "Web サイト": "www.example.com"
}

Atom の例:

コピー
<entry xmlns="https://www.w3.org/2005/Atom"
    xmlns:metadata="https://docs.oasis-open.org/odata/ns/metadata"
    xmlns:data="https://docs.oasis-open.org/odata/ns/data">
  <content type="application/xml">
    <metadata:properties>
      <data:主キー>Bジョーンズ</data:主キー>
      <data:名前>ボブ・ジョーンズ</data:名前>
      <data:ゾーン metadata:type="Decimal">1</data:ゾーン>
      <data:役職>南西部営業部長</data:役職>
      <data:会社>Example, Inc.</data:会社>
      <data:Web サイト>www.example.com</data:Web サイト>
    </metadata:properties>
  </content>
</entry>

FileMaker 情報

  • 繰り返しフィールドの個々の繰り返しの値を渡すには、繰り返し数を角カッコで囲んで指定します (例: 名前[4])。

  • JSON 形式の空のデータオブジェクトを含むレコードを作成する場合、null 値を使用できるフィールドが少なくとも 1 つ必要です。

  • FileMaker グローバルフィールドは読み取り専用のため、OData で更新することはできません。