テーブルの作成

新しいテーブルを作成するには、HTTP POST メソッドを使用します。POST のボディにはテーブル名である識別子を含む有効なテーブル表現が 1 つ含まれている必要があります。

コンポーネント 説明

HTTP メソッド

POST

URL

https://<ホスト>/fmi/odata/<バージョン>/<データベース名>/FileMaker_Tables

<ホスト> – FileMaker Cloud または FileMaker Server のホスト名

<バージョン> – OData のバージョン。常に v4

<データベース名> – 共有データベースの名前

例: /fmi/odata/v4/連絡先管理/FileMaker_Tables

引数

JSON の例:

コピー
{
  "tableName": "会社",
  "fields": [
    {
      "name": "会社 ID",
      "type": "int",
      "primary": true
    },
    {
      "name": "ユーザ ID",
      "type": "varchar(20)",
      "unique": true,
      "default": "CURRENT_USER"
    },
    {
      "name": "会社名",
      "type": "varchar(100)",
      "nullable": false
    },
    {
      "name": "メモ",
      "type": "varchar(2000)",
      "global": true
    },
    {
      "name": "署名済みの契約",
      "type": "blob",
      "externalSecurePath": "連絡先管理/"
    }
  ]
}

Atom の例:

コピー
<TableDefinition tableName="会社">
  <FieldDefinition name="会社 ID" type="int" primary="true"/>
  <FieldDefinition name="ユーザ ID" type="varchar(20)"unique="true" default="CURRENT_USER"/>
  <FieldDefinition name="会社名" type="varchar(100)" nullable="false"/>
  <FieldDefinition name="メモ" type="varchar(2000)" global="true"/>
</TableDefinition>

FileMaker 情報

  • FileMaker_Tables はテーブルを作成、変更、および削除するために使用するシステムテーブルです。type 引数の型は NUMERIC、DECIMAL、INT、DATE、TIME、TIMESTAMP、VARCHAR、CHARACTER VARYING、BLOB、VARBINARY、LONGVARBINARY、または BINARY VARYING のいずれかです。

  • 繰り返しの値は型の後のカッコ内に指定します (例: "INT[4]")。テキストフィールドの長さの最大値をカッコで指定できます (例: "VARCHAR(200)")。

  • 新規テーブルを作成してデフォルトのタイプに NULL を指定した場合、キーワードの値はデフォルトの TIMESTAMP になります。

  • フィールド名およびフィールドタイプとともに次のオプション引数を使用できます:

    • "primary": true または false。フィールドが主キーかどうかを指定します。デフォルトは false です。

    • "unique": true または false。フィールドの値を固有の値にする必要があるかどうかを指定します。デフォルトは false です。

    • "global": true または false。フィールドがグローバルフィールドかどうかを指定します。デフォルトは false です。

    • "default": データタイプに適したキーワードを含む文字列。有効なキーワードは USER、USERNAME、CURRENT_USER、CURRENT_DATE、CURDATE、CURRENT_TIME、CURTIME、CURRENT_TIMESTAMP、および CURTIMESTAMP です。

    • "externalSecurePath" (オブジェクトフィールドのみ): "externalSecurePath" のセキュアなファイルへの相対パスを含む文字列。基本ディレクトリの「[データベースの場所]/」の部分は除外します。FileMaker Pro で各 FileMaker Pro データベースがこのように設定されていることを確認してください。FileMaker Pro ヘルプの「データを外部に保存するオブジェクトフィールドの設定」を参照してください。