セカンダリマシンにインストール (Windows および macOS)
プライマリマシン上で FileMaker Server をインストールしたら、セカンダリマシン上で FileMaker Server をインストールします。FileMaker Server は最大 5 台のセカンダリマシンに展開できます。次のプロセスでプライマリマシンに 1 台のセカンダリマシンを追加します。展開に追加する各セカンダリマシンについて同じプロセスを実行します。
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電子ダウンロードの説明に従ってインストールディスクイメージをダウンロードします。
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Windows: Bonjour for Windows がインストールされている場合は、このアプリケーションが実行中であることを確認してから FileMaker Server インストーラを実行します。
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インストールを開始します。
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Windows: 「Setup.exe」をダブルクリックします。ユーザアカウント制御の警告が表示されたら、[はい] をクリックします。
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macOS: インストーラのアイコンをダブルクリックします。セキュリティメッセージが表示されたら、[続ける] をクリックします。
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Windows: 言語を選択して [OK] をクリックします。
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IIS および Microsoft Application Request Routing (ARR) extension for IIS がインストールされていない場合、FileMaker Server によるインストールの許可を求められます。
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Bonjour for Windows がインストールされていない場合、FileMaker Server によるインストールの許可を求められます。
「インストールの注意」を参照してください。
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インストールを続行するには、[次へ] (Windows) または [続ける] (macOS) をクリックします。
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表示される大切な情報を読みます。まだ完了していない作業がある場合は、インストーラを終了して作業を完了させてください。
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エンドユーザライセンス契約書を読んで同意します。
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インストール先を選択します。
メモ Windows では、デフォルト以外の場所を指定することができます。「インストールの注意」を参照してください。
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[FileMaker WebDirect セカンダリマシン] を選択します。
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[インストール] をクリックします。
macOS:
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macOS のユーザ名とパスワードを入力して [ソフトウェアをインストール] をクリックします。
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Bonjour が実行中でない場合は実行するようにメッセージが表示されます。「インストールの注意」を参照してください。
FileMaker Server はインストールを開始します。この処理には数分かかることがあります。
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ソフトウェアが正常にインストールされたら、セカンダリマシンの Admin Console を起動します。
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Windows: インストーラの最後のステップで、[展開アシスタントを開始する] を有効にしてから、[完了] をクリックします。
メモ インストーラによりコンピュータの再起動を求めるメッセージが表示されます。コンピュータを再起動してから、デスクトップショートカットからセカンダリマシンの Admin Console を起動する必要があります。
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macOS: [起動] をクリックします。
必要に応じて「セカンダリマシンでのインストールの後、セカンダリマシンの Admin Console が開始しない」を参照してください。
メモ 展開アシスタントを使用するには、ブラウザで JavaScript および Cookie を有効にする必要があります。
ここで停止してセカンダリマシンの Admin Console を後で起動することもできます。FileMaker Server を後で展開するには:
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セカンダリマシンの Web ブラウザで “
http://127.0.0.1:16003
” と入力します。 -
デスクトップのショートカットを使用します。デスクトップのショートカットを使用してセカンダリマシンの Admin Console を起動するには:
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Windows: デスクトップ上の [FileMaker Server Deployment Assistant] ショートカットをダブルクリックします。
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[スタート] メニューのあるバージョンの Windows: [スタート] メニュー > [すべてのアプリケーション] または [すべてのプログラム] > [FileMaker Server] > [FileMaker Server Deployment Assistant] をクリックします。
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[スタート] 画面のあるバージョンの Windows: [スタート] 画面に移動して [FileMaker Server Deployment Assistant] をクリックします。
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macOS: デスクトップ上の [FileMaker Server Deployment Assistant] ショートカットをダブルクリックします。
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[証明書情報] では、署名済みの SSL 証明書がインストールされていることを検証するか、[カスタム証明書のインポート] をクリックして署名済みの SSL 証明書をインストールします。
[発行先] に「Claris Self Signed Certificate (Not for Production Use)」が示された場合は、サーバー名を検証しない FileMaker のデフォルト証明書を使用していることになります。この証明書はテスト用にのみ利用できます。実際に運用環境で使用する場合はカスタム SSL 証明書が必要です。「SSL 証明書の要求」を参照してください。
カスタム SSL 証明書がある場合は、[カスタム証明書のインポート] をクリックしてカスタム SSL 証明書をセカンダリマシンにインストールします。
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[コネクタ] > [Web 公開] で:
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Admin Console に表示される指示に従って Java をインストールする
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プライマリマシンのホスト名または IP アドレスを入力する
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セカンダリマシンのホスト名または IP アドレスを入力する
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プライマリマシンの Admin Console にサインインするときに使用するサーバー管理者のユーザ名とパスワードを入力する
メモ
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ホスト名を使用する場合は、マシンにインストールされているカスタム SSL 証明書で指定されている完全修飾ドメイン名を入力する必要があります。
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インストーラはプライマリマシンの Web 公開エンジンのリダイレクト URL をプライマリマシンのホスト名に設定します。(Windows では、インストーラはホスト名としてコンピュータ名を使用します。) プライマリマシンのホスト名が完全修飾ドメイン名ではない場合、セカンダリマシンが使用できないときに FileMaker WebDirect クライアントがプライマリマシンの Web 公開エンジンに接続できないことがあります。
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プライマリマシンのホスト名を変更するには、セカンダリマシンをすべて接続解除してプライマリマシンから FileMaker Server をアンインストールします。次にホスト名を変更してプライマリマシンに FileMaker Server を再インストールしてから新しいホスト名を使用してセカンダリマシンを接続します。
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セカンダリマシンのホスト名を変更するには、プライマリマシンからセカンダリマシンを取り除いてホスト名を変更してからプライマリマシンに接続し直します。
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IP アドレスを使用してセカンダリマシンをプライマリマシンに接続すると、プライマリマシンへのリダイレクトに IP アドレスが使用されます。完全修飾ドメイン名を使用してセカンダリマシンをプライマリマシンに接続すると、プライマリマシンへのリダイレクトに完全修飾ドメイン名が使用されます。
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必ず、プライマリマシンで Admin Console を開いてインストールを完了してからセカンダリマシンを接続してください。インストールしただけで展開が完了していないプライマリマシンにはセカンダリマシンを接続しないでください。
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[プライマリマシンに接続] をクリックしてセカンダリマシンをプライマリマシンに接続します。セカンダリが正しく接続されたことを示すメッセージが表示された場合、セカンダリはプライマリマシンに追加されています。プライマリマシンの Admin Console の [コネクタ] > [Web 公開] タブで接続を検証できます。
メモ
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FileMaker のデフォルトの証明書またはサーバーのホスト名を検証しない証明書を使用している場合は、エラーメッセージが表示されることがあります。検証されていない証明書を許可するには、[検証されていない証明書を使用して接続します] を選択して [プライマリマシンに接続] を再度クリックします。
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接続がタイムアウトしたことを伝えるエラーを受信した場合は、セカンダリマシンからプライマリマシンにネットワークアクセスできるか検証してください。
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