1 台のマシンの展開

FileMaker Server の 1 台のマシンへの展開には 2 つの方法があります。データベースサーバーのみ、またはデータベースサーバーと Web 公開エンジンです。FileMaker Server の 1 台のマシン構成のインストールの詳細については「FileMaker Server の 1 台のマシンへのインストール (Windows および macOS)」、「FileMaker Server の 1 台のマシンへのインストール (Linux)」を参照してください。

データベースサーバーのみ

1 台のマシンに FileMaker Server をインストールする場合、Web 公開はデフォルトで無効になっています。Web 公開が無効の場合、FileMaker Pro、FileMaker Go、FileMaker Data API、ODBC および JDBC クライアントに公開できますが、FileMaker WebDirect およびカスタム Web 公開クライアントには公開できません。

利点: Web 公開が必要ない場合に設定および管理するのに最も簡単な展開です。

データベースサーバーのみ

FileMaker Server が使用するポート」を参照してください。

メモ  Web 公開が無効の場合でも、FileMaker Server では Web ベースの Admin Console をホストして一部のデータ転送タスクを取り扱うために Web サーバーが必要となります。

データベースサーバーと Web 公開エンジン

FileMaker Server を 1 台のマシンにインストールして Web 公開を有効にする場合、Web 公開エンジンは FileMaker WebDirect およびカスタム Web 公開クライアントのサポートを提供します。

利点: Web 公開の最も簡単な展開で多くの FileMaker Server ユーザが使用する展開です。この構成は小さな展開 (FileMaker Pro と FileMaker Go クライアントを合わせて最大 50) および制限された Web 公開に適しています。

データベースサーバーと Web 公開エンジン

FileMaker Server が使用するポート」を参照してください。