FileMaker Server の管理
Admin Console は、FileMaker Server の構成と管理、共有データベースとクライアント (クライアントアプリケーション) の操作と監視、および使用状況情報の追跡を簡単に行うことができる Web ベースのアプリケーションです。
FileMaker Server を管理するには、FileMaker Server を実行しているコンピュータ上または FileMaker Server を実行しているプライマリマシンへのネットワークアクセスがあるコンピュータ上で Admin Console を使用します。リモート管理を安全に行うために Admin Console は SSL (Secure Sockets Layer) テクノロジーを使用して他のコンピュータからの HTTPS 接続を暗号化します。
Admin Console では多くの FileMaker Server 管理タスクをサポートしています。次の操作を行うことができます:
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FileMaker Server アプリケーションの設定を構成する。
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FileMaker Pro データベースを開いて (共有して)、ネットワーク上のクライアントが利用できるようにする。
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各データベースにアクセスしているクライアントの数など、共有されているファイルの情報を表示する。
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接続しているクライアントにメッセージを送信する。
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共有された FileMaker Pro データベースを閉じて、クライアントが利用できないようにする。
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共有された FileMaker Pro データベースをローカルシステムにダウンロードする。
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すべての共有データベースから、選択したクライアントの接続を解除する。
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共有データベースを一時停止または再開する。
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共有データベースをバックアップするためのタスクスケジュールを作成する。
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システムスクリプト、FileMaker スクリプト、およびスクリプトシーケンス (システムスクリプトと FileMaker スクリプトの両方を含む) を実行するためのタスクスケジュールを作成する。
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データベースサーバーを起動または停止する。
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データベース管理タスクを管理者の役割に委任する。
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FileMaker WebDirect セカンダリマシンを起動、停止、または取り除く。
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Web 公開エンジンを起動または停止する。
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FileMaker Data API エンジンを起動または停止する。
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ODBC および JDBC の設定を構成する。
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FileMaker Data API の設定を構成する。
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FileMaker WebDirect の設定を構成する。
詳細については、FileMaker Server ヘルプを参照してください。