プライマリマシンの主なコンポーネント

FileMaker Server を 1 台のマシンで展開する場合、次のコンポーネントが 1 台のマシンにインストールされ、その 1 台のマシンがプライマリマシンになります。

複数のマシンの展開ではデータベースサーバーを実行するマシンがプライマリマシンです。

プライマリマシンのコンポーネント
FileMaker Server 主なコンポーネント
  • Web サーバー: Windows では、FileMaker Server には Windows の IIS (インターネットインフォメーションサービス) が必要です。これは FileMaker Server をインストールした際に有効になります。Windows で HTTPS トンネリングを有効にして HTTPS トンネリングで Nginx を有効にすると、Niginx もサポートされます。macOS では、FileMaker Server は Apache Web サーバーの独自のインスタンスを使用するため、macOS の一部としてインストールされる Apache インスタンスを有効にする必要はありません。Linux では、FileMaker Server は Nginx Web サーバーまたは Apache Web サーバーを使用します。どちらも FileMaker Server のインストール時にインストールされます。Nginx が Linux のデフォルトの Web サーバーとして設定されますが Apache に変更することもできます。

  • Web 公開エンジン: FileMaker Server で共有されたデータベースのカスタム Web 公開のサービスおよび FileMaker WebDirect サービスを提供します。

  • データベースサーバー: FileMaker Pro および FileMaker Go ユーザと共有し、Web で公開するデータベースを共有します。

  • Admin Console: FileMaker Server を構成して管理するクライアントコンピュータの Web ブラウザで実行します。