GetAddonInfo
アドオンの情報を含む JSON オブジェクトを返します。
構文
GetAddonInfo (アドオン ID)
引数
アドオン ID
- インストールまたはパッケージされているアドオンの UUID (Universally Unique Identifier) を表すテキスト。
戻り値のデータタイプ
テキスト
起点バージョン
19.2.2
説明
この関数は UUID がアドオン ID
引数と一致するアドオンを検索し、そのアドオンに関する情報を返します。次のアドオンを検索できます:
-
インストールされているアドオン (現在のファイル内にあるもの)
-
パッケージされているアドオン (現在はインストールされていないが、FileMaker Pro でインストールできるもの)
アドオンのデベロッパは、この関数を使用してインストールされているアドオンとパッケージされているアドオンの情報を実行時に取得できます。たとえば、GetLayoutObjectOwnerInfo 関数を使用して特定のレイアウトオブジェクトを含むアドオンの ID を取得し、そのアドオン ID をこの関数に渡して、アドオンの名前を取得できます。
次の例で返される JSON オブジェクトでは、指定されたアドオンが「人材」という名前のパッケージされているアドオンからインストールされ、「名前変更された人材」という名前に変更されています。
{
"APIVers" :2,
"Installed" :
{
"Name" :"名前変更された人材",
"UUID" :"B79DDD6D-DDF2-4370-A3C9-F9DEF2C52992",
"UsesLayoutPayload" :1,
"UsesRelationship" :1
},
"Package" :
{
"Name" :"人材",
"UUID" :"3CB70E8B-B45E-4EF1-B2DD-8CA7DDB3CDC1"
}
}
次の表に、返される JSON オブジェクトの要素に関する説明を示します。
JSON 要素 |
説明 |
---|---|
APIVers
|
この JSON オブジェクトの構造のバージョン番号を表す数値。今後のリリースで JSON オブジェクトの構造が変化すると、この番号も変わります。 バージョン 2: |
Installed
|
インストールされているアドオンを記述するオブジェクト。次のキーが含まれます:
|
Package
|
パッケージされているアドオンを記述するオブジェクト。次のキーが含まれます:
|
例 1
上記の JSON オブジェクトを返します。
GetAddonInfo ("B79DDD6D-DDF2-4370-A3C9-F9DEF2C52992")