Code
テキスト内の文字に Unicode コードポイントを返します。
構文
Code (テキスト)
引数
テキスト
- 1 つ以上の文字
戻り値のデータタイプ
数字
起点バージョン
10.0
説明
テキスト
内の文字に Unicode コードポイントを返します。ゼロの文字がテキスト
にある場合は、空の文字列を返します。
テキスト内に文字が 1 つある場合、関数はその文字にコードポイントを返します。テキストに複数の文字が含まれている場合、各文字の Unicode コードポイントは、5 桁のグループで返されます。最初の文字のコードポイントは下位の 5 桁で表され、2 番目の文字のコードポイントは次に位の高い (左方向に) 5 桁で表されます。
ä などの複合文字を変換する場合に、関数は Unicode コードポイントを複合文字用に返します。
次の表はいくつかの一般的なナビゲーション用の文字と、この関数によって返される対応する値を示しています。これらはどのキーストロークが OnLayoutKeystroke または OnObjectKeystroke スクリプトトリガによってアクティブになったかをテストする場合に役立ちます。
ナビゲーション用のキー |
返されるコード |
メモ |
backspace |
8 |
Unicode/ASCII コードの BS (バックスペース) に該当します |
tab |
9 |
Unicode/ASCII コードの HT (水平タブ) に該当します |
shift-tab |
9 |
Shift は、Get (トリガ修飾キー) 関数から返された値を使用して検出できます |
enter |
10 |
Unicode/ASCII コードの LF (改行) に該当します |
return |
13 |
Unicode/ASCII コードの CR (キャリッジリターン) に該当します |
escape |
27 |
Unicode/ASCII コードの ESC (エスケープ) に該当します |
left arrow |
28 |
Unicode/ASCII コードの FS (ファイル区切り) に該当します |
up arrow |
29 |
Unicode/ASCII コードの GS (グループ区切り) に該当します |
right arrow |
30 |
Unicode/ASCII コードの RS (レコード区切り) に該当します |
down arrow |
31 |
Unicode/ASCII コードの US (ユニット区切り) に該当します |
space |
32 |
Unicode/ASCII コードのスペースに該当します |
delete |
127 |
Unicode/ASCII コードの削除に該当します |
メモ
-
FileMaker Pro ファイルの数字フィールドに表示される文字が多数ある場合、関数は「?」を返します。
例 1
Code ("")
は空の文字列を返します。
Code ("a")
は「97」を返します。
Code ("b")
は「98」を返します。
Code ("ab")
は「9800097」を返します。
Code ("ä")
は「228」を返します。
Code ("ä")
(a の後に別のキー入力で分音記号を入力) は、「77600097」を返します。