レコードの範囲の取得
レコードの範囲を取得するには、HTTP GET メソッドを使用してデータベース名、レイアウト、および開始レコードとレコード数を指定する追加情報を records
API エンドポイントで指定します。オプションでレコードのソート順を指定できます。ポータル情報を指定して返される関連レコードの数を制限することもできます。
HTTP メソッド |
GET |
URL |
形式 1 (最大で最初の 100 のレコードを返す): 形式 2 (レコードの範囲を返す): 形式 3 (ソートされたレコードの範囲を返す): 形式 4 (関連レコードの範囲が制限されたレコードの範囲を含む): version – リクエストされた FileMaker Data API のバージョン。
database-name – 共有データベースの名前 layout-name – レコード取得のためのコンテキストとして使用するレイアウトの名前
ポータルの場合:
その他のオプションの URL 引数:
|
HTTP ヘッダ |
Authorization: Bearer session-token。session-token はデータベースセッションに固有の X-FM-Data-Access-Token の値です。 |
引数 | なし |
応答 |
JSON 形式のレコードデータおよびエラーコード 0 を表示するメッセージ配列。 コピー
「エラー応答」を参照してください。 |
メモ
-
オプションの引数を使用して除外リクエスト、ソート順 (
_sort
)、開始レコード (_offset
)、レコード数 (_limit
)、および返される関連レコード数を制限するためのポータルを指定できます。_offset
、_limit
、および_sort
の引数はレイアウトテーブルのレコードでは機能しますが、非関連ポータルレコードでは機能しません。関連セットで表示するレコードと行の数を制限するには、_offset.portal-name-n
および_limit.portal-name-n
引数を指定します。 -
_offset
および_limit
の値を省略した場合、デフォルトのオフセット値 1 とレコードのデフォルトの制限値 100 が使用されます:_offset=1&_limit=100
-
sortOrder
キーワードを省略した場合、デフォルトはascend
になります。たとえば、&_sort=[{ "fieldName": "recordId" }]
は次のように処理されます:&_sort=[{ "fieldName": "recordId", "sortOrder": "ascend" }]