レコードの作成
レコードを作成するには、HTTP POST メソッドを使用してデータベース名とレイアウトを records API エンドポイントで指定します。
| HTTP メソッド | POST | 
| URL | /fmi/data/version/databases/database-name/layouts/layout-name/records version – リクエストされた FileMaker Data API のバージョン。 database-name – 共有データベースの名前 layout-name – レコード作成のためのコンテキストとして使用するレイアウトの名前 | 
| HTTP ヘッダ | Content-Type: application/json Authorization: Bearer session-token。session-token はデータベースセッションに固有の X-FM-Data-Access-Token の値です。 | 
| 引数 | 目的のレイアウト内にあるフィールドに値を指定するフィールド/値ペアが含まれた JSON 形式のレコードデータ。 例: コピー
                                                             各フィールドのデフォルト値が空のレコードを作成するには、引数として空のデータオブジェクトを JSON 形式で指定します。その他のオプションのリクエストボディの引数は次のとおりです: 例: コピー
                                                             その他のオプションのリクエストボディの引数: 
 | 
| 応答 | 作成されたレコードのレコード ID、およびエラーコード 0 を表示するメッセージ配列。 例: コピー
                                                             「エラー応答」を参照してください。 | 
例
リクエストの例:
curl --request POST \
  --url https://ServerDomain/fmi/data/vLatest/databases/DatabaseName/layouts/LayoutName/records \
  --header 'Authorization: Bearer c4d2e429122e9cdeda19bb23c55cd2a8f282c3cc50c60943a110' \
  --header 'content-type: application/json' \
  --data '{"fieldData": {"文字列フィールド": "値_1"}, "portalData": {"portalObject": [{"文字列フィールド": "値_1"}]}}'リクエストの例:
{
  "response": {
    "recordId": "324",
    "modId": "0"
  },
  "messages": [
    {
      "code": "0",
      "message": "OK"
    }
  ]
}メモ
- 
                                                FileMaker Data API を使用してレコードを作成する際は (上記 entrymodeオプションで上書きされない限り) フィールドの入力値の制限がデフォルトで強制されます。フィールドの入力値の制限が強制されていてデータがフィールドの入力値の制限を満たしていない場合、エラーメッセージが返されてレコードは作成されません。