エージェントのデータソースの追加

On-Premise Agent をインストールすると、エージェントにデータソースを追加できます。On-Premise Agent には 1 つ以上のデータソースを追加できます。ソースは FileMaker Server および MySQL データベースです。

データソースを追加すると、On-Premise Agent とデータソース間の接続が確立されます。接続は Claris Connect オンプレミスコネクタを使用して確立されます。

[Add On-Premise Agent] ページを使用したデータソースの追加

  1. Claris Connect のホームページから、[On-Premise Agents] タブを選択して、[Add a Data Source] をクリックします。

    [Add On-Premise Agents] タブ - データソースの追加

    [Add On-Premise Agent] ページには使用できるオンプレミスコネクタが表示されています。

    [Add On-Premise Agents] ページ - オンプレミスコネクタの表示

  2. データソースのコネクタタイプをクリックします。

    [Add On-Premise Agent] ページに接続の引数が表示されます。

  3. 必要な情報を入力してデータソースへの接続を構成します。

    • 接続名: 接続の名前を入力します。

    • ドメイン (FileMaker)、またはホスト (MySQL): 新しいドメインまたはホストを入力するか、接続の既存のドメインまたはホストを選択します。ドメインまたはホストはデータソースが存在する場所であり、エージェントがインストールされているコンピュータからアクセスできる任意のサーバーです。

      • FileMaker データソース: FileMaker ドメインの URL

      • MySQL データソース: MySQL ホストの IP アドレス

    • データベース: 新しいデータベース名を入力、または接続の既存のデータベースを選択します。

      • FileMaker データソース: データベース名

      • MySQL データソース: データベース名 (オプション)

    • ユーザ名 (FileMaker)、またはユーザ (MySQL): 新しいユーザ名を入力、またはデータベースの既存のユーザ名を選択します。

    • パスワード: 新しいパスワードを入力、またはデータベースの既存のパスワードを選択します。

      • FileMaker データソース: データベースのパスワード

      • MySQL データソース: ホストコンピュータのパスワード

  4. [Save] をクリックします。

    新しい接続が保存されます。Claris Connect が接続を確立できない場合は、ページの上部にメッセージが表示されます。

  5. 接続のために入力した詳細を確認してエラーを修正します。

  6. 再度接続に失敗した場合は、接続のトラブルシューティングを行います。

コマンドラインを使用したデータソースの追加

エージェントをインストールすると、エージェントの構成ファイル (configuration.yml) がインストールディレクトリに自動的に追加されます。構成ファイルを編集するとエージェントのデータソースを追加または既存のデータソースの設定を更新できます。

デフォルトでは、エージェントの設定時に指定した値が次のフィールドに自動的に入力されます。

  • 名前 — 指定したエージェントの名前

  • ID — エージェント ID

  • チーム — チーム ID

  • ホスト — ホストの URL

エージェントの FileMaker または MySQL データソースを追加するには:

  1. インストールディレクトリ内の configuration.yml を見つけます。各オペレーティングシステムのデフォルトのインストールディレクトリは:

    Mac/ライブラリ/Connect

    Windows — Program Files

  2. 自動的に入力されなかったフィールドの値を指定します。

メモ 

  • ドメイン名など、文字列として解析するフィールドにはシングルクォーテーションマークを使用します。

  • インデントが必要です。インデントには 2 つのスペースを使用します (次の configuration.yml ファイルの例を参照)。

フィールド名

説明

connector_name

mysql または filemaker

connection_name

コネクタのこのインスタンスを識別します。各名前付き接続には独自の名前空間があるため、異なるデータベースに対して複数の名前付き接続を持つことができます。
  • host (MySQL)

  • domain (FileMaker)

MySQL ホストの IP アドレス、または FileMaker ドメインの URL。
  • user (MySQL)

  • domain (FileMaker)

データベースユーザ名。
password
  • MySQL エージェントの場合、ホストコンピュータのパスワード。

  • FileMaker エージェントの場合、データベースのパスワード。

database データベース名 (MySQL のオプション)。

configuration.yml ファイルの例

これは適切なインデント (2 つのスペース) を持つ完全な configuration.yml ファイルです。

コピー
 1:name:  Bedford Falls
 2:id:  7c2f37ca-854e-4564-8705-24c2e08846a0
 3:team:  58ecd75244b1e4406592e666
 4:host:  'https://localhost:3000'
 5:mysql:
 6:  pottersville:
 7:    host:  127.0.0.1
 8:    user:  potter
 9:    password:  BankL0an$
10:    database:  finance
11:filemaker:
12:  bailey-park:
13:    domain:  https://example.com
14:    username:  bailey
15:    password:  0dB0dy!
16:    database:  angels