Claris FileMaker Server はフルインストーラとして入手できますが、既存のインストールをアップグレードまたは更新することもできます。オンラインソフトウェアダウンロード (ESD) ページまたは Claris Customer Console からインストーラをダウンロードします。詳細については、FileMaker Server ヘルプを参照するか、Web サイトにあるサポートリソースをご覧ください。
バージョン 21.1.1 – 2024 年 11 月
新機能および機能強化
macOS Sequoia のサポート
-
このリリースでは macOS Sequoia 15 のサポートが追加されます。
メモ FileMaker Server 2024 は macOS Monterey 12 ではサポートされていないため、このリリースでは Monterey にはインストールできなくなります。Monterey ユーザの場合、このバージョンの FileMaker Server をインストールする前に新しいバージョンの macOS にアップグレードする必要があります。サポートされている macOS のバージョンについては、Claris FileMaker 動作環境を参照してください。
スクリプト
-
サーバーサイドスクリプトは [サーバー上でスクリプトを実行] スクリプトステップを使用してサーバー上の別のセッションでスクリプトを実行できるようになりました。「サーバー上のスクリプト実行」を参照してください。
HTTPS トンネリング
-
HTTPS トンネリングが Windows および macOS 上の FileMaker Server でサポートされるようになりました。
-
Windows: Admin Console の [構成] > [FileMaker クライアント] タブで、[Nginx Web サーバーを使用] を有効にして HTTPSトンネリングで Nginx を使用できるようになりました。「FileMaker HTTPS トンネリング」を参照してください。
-
Windows: Admin Console の [構成] > [FileMaker クライアント] タブで、Nginx がインストールされていない場合、 HTTPS トンネリングを有効にすると Nginx をインストールして有効にするように求めるメッセージが表示されるようになりました。
-
Windows、macOS: 「
Assisted Install.txt
」ファイルにUse HTTPS Tunneling
フラグが追加されました。
Web 公開
-
Admin Console の [コネクタ] > [Web 公開] タブにインストールされた JDK のバージョンが表示されるようになりました。
-
Windows、macOS: Admin Console で、[コネクタ] > [Web 公開] タブにインストールされた JDK を置換するオプションが含まれるようになり、更新が容易になりました。「Web 公開設定」を参照してください。
セキュリティ
-
Admin Console で証明書をインポートすると、Claris Connect を使用する場合は署名済み中間証明書をインポートするように求めるメッセージが表示されるようになりました。「カスタム SSL 証明書のインポート」を参照してください。
-
このリリースには Windows プラットフォーム上の FileMaker Server インストーラの一般的なセキュリティ強化が含まれています。
Admin Console
-
フォルダを選択してサブフォルダを作成および削除できるようになりました。
-
[構成] > [通知] タブの [電子メール設定] で、[通知レベル] を変更して警告を含めることができるようになりました。
-
[データベース] タブでフォルダでソートする場合にフォルダおよびサブフォルダの両方の階層が表示されるようになりました。
-
[構成] > [一般設定] タブの [起動設定] で FileMaker Server が起動したときに最後に開いたデータベースのみを開くように指定できるようになりました。また、
fmsadmin set/get serverprefs OnlyOpenLastOpenedDatabases
コマンドを使用して新しいプロパティを変更および表示することもできます。変更は「lastopendblist.list
」ファイルに保存されます。 -
エンタープライズライセンスの場合、Admin Console でライセンスキーが一部を隠して表示されるようになりました。
-
[データベース] タブのデータベース一覧にデータベースフォルダのグループが表示されるようになりました。
-
[ダッシュボード] タブに FileMaker Data API 接続数が含まれるようになりました。
取り除かれた API 使用の年間制限
-
FileMaker Data API および OData API 使用の年間制限が取り除かれました。このバージョンの FileMaker Server で開始した API 使用は制限されません。
FileMaker Admin API
-
FileMaker Admin API の /server/certificate/importcertfiles エンドポイントで multipart/form-data がサポートされて改行エスケープされた文字列ではなく
.pem
ファイルをアップロードできるようになりました。 -
FileMaker Admin API に /fmclients/httpstunneling エンドポイントが含まれるようになり、HTTPS トンネリングオプションを取得および設定できるようになりました。
-
FileMaker Admin API を使用する Web 公開エンジンを有効にすると Java がインストールされていない場合はエラーが報告されるようになりました。
FileMaker Data API
-
データを書き込むとき、FileMaker Data API および [FileMaker Data API を実行] スクリプトステップで [データ入力時の値変更の禁止] オプションを上書きしたフィールドのデータの自動入力がサポートされるようになりました。リクエストで、新しい
options.prohibitMode
キーをscript
(この入力値の自動化条件を無視する) またはuser
(この入力値の自動化条件に従う) に設定します。
OData API
-
OData がキーの値および関数の引数の値の引数エイリアスをサポートするようになりました。例:
-
GET <ホスト>/fmi/odata/v4/<データベース>/Purchase(@p1)?@p1='2%2F%5C'
-
-
OData がその他のオプション内で
$select
のネストをサポートするようになりました。例:-
GET <ホスト>/fmi/odata/v4/<データベース>/Categories?$expand=Products&$select=Name,Products/Name
-
-
OData が
Edm.<タイプ>
タイプのキャストをサポートするようになりました。例:-
GET <ホスト>/fmi/odata/v4/<データベース>/Purchase(1)/Total/Edm.Int64
-
GET <ホスト>/fmi/odata/v4/<データベース>/Purchase(1)/Total/Edm.String
-
GET <ホスト>/fmi/odata/v4/<データベース>/Purchase?$filter=cast(Total,Edm.String) eq '6.99'
-
-
OData API が
in
演算子をサポートするようになりました。 -
OData API のバッチ操作がサブ操作に継承される環境設定をサポートするようになりました。
FileMaker WebDirect
-
OnObjectKeystroke および OnLayoutKeystroke スクリプトトリガが FileMaker WebDirect で部分的にサポートされるようになりました。Return、Enter、および Esc キーでのみアクティブになります。OnObjectKeystroke の場合、コントロールスタイルが編集ボックスのアクティブなフィールドオブジェクトのみサポートされます。FileMaker Server でこの機能を無効にするには、
[インストールフォルダ]/Web Publishing/conf/jwpc_prefs.xml
ファイルを開いて、keystrokeenabled
引数の値をyes
(デフォルト) からno
に変更します。キーストロークトリガはデフォルトで有効です。
スケジュール
-
スクリプトスケジュールの [前回の状態] フィルタが更新されて [空白]、[失敗]、 [スキップ]、 [成功]、および [検証に失敗しました] の状態のみが含まれるようになりました。
-
複数のバックアップスケジュールを同時に処理できるようになりました。
ログ
-
[最後に開いたデータベースのみを開く] オプションで「
event.log
」ファイルエントリが作成されるようになりました。 -
Java がインストールされていないために WPE プロセスを開始できなかったというエラーが「
event.log
」ファイルに含まれるようになりました。
FileMaker Developer Tool
-
FileMaker Developer Tool で指定したサブフォルダへのデータベースのアップロードがサポートされるようになりました。
-
FileMaker Developer Tool に次のコマンドおよびオプションが含まれるようになりました:
-
--querySize
-
--sortBySize
-
--uploadDatabases
-
-target_tablename
、-tt
-
-target_fieldname
、-tf
-
-query_index
、-qi
-
-quantity
、-qu
-
-exclude_container
、-ec
-
オープンソースモデルサーバー
-
「
Open_Source_LLM
」フォルダ内のファイルが更新されてイメージの埋め込みおよび追加のオープンソースモデルをサポートするようになりました。これらの変更は以前のバージョンの FileMaker Pro、FileMaker Go、または FileMaker Server とは互換性がなく、以前のバージョンの「Open_Source_LLM
」フォルダも現在のバージョンと互換性がありません。Claris エンジニアリングブログを参照してください。
インストール
-
Windows の FileMaker Server インストールに Nginx のインストール、使用、および構成オプションが含まれるようになりました。
-
FileMaker Server のアップグレード時に「
Tools¥Lets_Encrypt
」フォルダ内の変更可能なファイルは置き換えらず、「Lets_Encrypt-backup
」フォルダに移動するようになりました。
更新されたライブラリおよびパッケージ
-
次の Node.js モジュールが更新されました:
-
ejs
-
express
-
jsonwebtoken
-
aws-sdk
-
engine.io
-
passport
-
socket.io
-
cookiejar
-
xml2js
-
-
廃止予定の swagger-tools Node.js パッケージは @jeffe95/swagger-tools パッケージに置き換えられました。
-
Xalan ライブラリは Web 公開向けにバージョン 2.7.3 にアップグレードされました。
-
xerceslmpl ライブラリは Web 公開向けにバージョン 2.12.2 にアップグレードされました。
-
OpenSSL はバージョン 3.3.1 にアップグレードされました。
-
Apache Tomcat はバージョン 10.1.26 にアップグレードされました。
修正された問題
セキュリティ
-
返されたログインエラーが HTML エンコードされていないため反射型 XSS (クロスサイトスクリプティング) 攻撃が可能になる。
FileMaker WebDirect
-
トランザクション内で [カスタムダイアログを表示] スクリプトステップが使用されたとき、カスタムダイアログボックスを閉じるとトランザクションが復帰する。
-
200 以上のグループに属するユーザの Microsoft AzureAD 認証が失敗する。
-
ネストされたタブコントロールをクリックするとコントロールが正しく表示されない。
FileMaker Admin API
-
FileMaker Server ライセンスの有効期限が切れた場合、FileMaker Admin API でサインインできるが、サインアウトできない。
-
FileMaker Admin API の server/certificate/info エンドポイントを呼び出すと FileMaker Server の管理サーバープロセスが突然停止する。
OData API
-
同じ資格情報を使用する他のデータベースファイルにアクセスするスクリプトを実行すると失敗する。
FileMaker Developer Tool
-
Ubuntu: FileMaker Developer Tool を使用してコピーやクローンなどの処理の実行を試行した場合、開いたデータベースが正しくエラーを返さない。
-
FileMaker Developer Tool の
--renameFiles
コマンドに-f
オプションを指定していない場合でも、既存のファイルが誤って上書きされる。 -
コマンドツールを使用して EAR ファイルを再暗号化すると、間違ったキーが報告される。
-
FileMaker Developer Tool でファイルの相対パスを使用した場合、ファイル名の変更に失敗する。
-
FileMaker Developer Tool でファイルを修復すると元のファイルが読み取り専用の状態になる。
スケジュール
-
Admin Console で、スケジュールのフィルタを有効または無効にするとスケジュールが表示されない。
スクリプト
-
10 を超える値が [返される数] に設定された [セマンティック検索を実行] スクリプトステップが共有ファイルで実行された場合、コサイン類似度で正しく一貫してソートされていない対象レコードを返す。
-
[サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップが完了する前にセッションが終了すると、FileMaker Data API によって呼び出されたスクリプトの実行中にデータベースにアクセスできなくなりスクリプトステップが失敗する。
-
サーバーサイドスクリプトで Get (スクリプトの結果) 関数を使用してもサーバーサイドスクリプトの結果が常に反映されない。
-
Ubuntu: Get (システムロケール要素) 関数で US 以外のロケールが使用されている場合でも US ロケール要素のみが報告される。
ツール
-
Let's Encrypt の
fm_request_cert.sh
およびfm_renew_cert.sh
スクリプトが Intel ベースの Mac 上で Certbot バイナリの検出に失敗する。
ログ
-
「
event.log
」ファイルのエントリ「データベースサーバー自動再起動が無効になっています。
」に不正なノンブレークスペースが含まれている。
インストール
-
macOS: プライマリおよびセカンダリマシンをアップグレードするとセカンダリマシンがプライマリマシンから接続解除される。
-
FileMaker Server をアップグレードする場合、
Load Previous Configuration
がNo
に設定されていても以前の構成の値が維持される。 -
Ubuntu: 「
Assisted Install.txt
」ファイル内の Swap File Size オプションが設定されている場合、単位タイプ (MB、GB など) が設定されていないと、スワップファイルが作成されない。現在はスワップファイルのタイプが指定されていない場合はデフォルトで GB に設定されるようになりました。 -
インストール後にまず再起動せずに Ubuntu で fmsadmin を実行すると資格情報が求められずにセグメンテーションのエラーが表示される。
-
以前のバージョンの FileMaker Server から持続的なキャッシュが作成されている場合、新しいバージョンの FileMaker Server にアップグレードした後で持続的なキャッシュの修復に失敗する。
バージョン 21
新機能および機能強化
FileMaker WebDirect
-
モバイルブラウザの引っ張って更新オプションはデフォルトで無効になりました。
セキュリティ
-
このリリースには一般的なセキュリティ強化が含まれています。
修正された問題
FileMaker WebDirect
-
FileMaker Server バージョン 21.0.1 にアップグレードした後 FileMaker WebDirect が大幅に遅くなる。
-
FileMaker WebDirect で断続的なレイアウトのフリーズ、キーボードキーの繰り返し、およびテキストが表示されなくなってデータが失われる。
セキュリティ
-
返されたログインエラーが HTML エンコードされていないため反射型 XSS (クロスサイトスクリプティング) 攻撃が可能になる。
新機能および機能強化
管理者の役割
-
複数の管理者の役割が同じフォルダを管理できるようになりました。
-
Admin Console の [管理] > [管理者の役割] で、データベースフォルダパスのドロップダウンから同じデータベースの最上位フォルダとサブフォルダを選択できるようになりました。
-
複数の管理者の役割に割り当てられた外部グループユーザはアクセス権に基づいてスケジュールとログにアクセスできるようになりました。
-
Admin Console で、各管理者が一覧表示されたデータベースで操作を実行できるようになりました。プライマリ管理者はすべてのデータベースで操作を実行できます。
FileMaker Server ヘルプの「管理者の役割」を参照してください。
バックアップ
-
Admin Console で、[ダッシュボード] の [前回のバックアップ] に最後に実行されたスケジュールのスケジュール名と時刻が表示されるようになりました。
-
Admin Console で、[バックアップ] タブにすべてのローカルバックアップが表示されるようになりました。
-
バックアップフォルダはバックアップ状態を含むスキーマで名前が作成されるようになりました。例:
-
進行中: スケジュール名_2024-03-02_1323_InProgress
-
完了: スケジュール名_2024-03-02_1323
-
キャンセル: スケジュール名_2024-03-02_1323_Canceled
-
FileMaker Server ヘルプの「バックアップオプションの理解」を参照してください。
FileMaker Admin API
-
FileMaker Admin API で FileMaker Data API プラグインの切り替えができるようになりました。次の FileMaker Admin API エンドポイントが含まれます:
-
Enable or Disable FileMaker Data API Install Plug-ins (FileMaker Data API インストールプラグインの有効化/無効化):
-
POST /plugins/DAPIPlugins
-
-
Enable or Disable FileMaker Data API Install Plug-in script (FileMaker Data API インストールプラグインスクリプトの有効化/無効化):
-
POST /plugins/DAPIAllowInstallPluginScript
-
-
Get the FileMaker Data API Install Plug-in Configuration (FileMaker Data API インストールプラグイン構成の取得):
-
GET /plugins/DAPIPluginConfig
-
-
-
新しい FileMaker Admin API GET databases/download/{db_id} エンドポイントを使用するとデータベース ID でデータベースをダウンロードできます。
-
次の FileMaker Admin API エンドポイントを使用するとデータベースを FileMaker Server にアップロードできます:
-
POST [ホスト]/fmi/admin/api/v2/databases/upload
詳細については、FileMaker Server に含まれる FileMaker Admin API Reference を参照してください。
-
-
次の新しい FileMaker Admin API エンドポイントを使用すると FileMaker Server 管理者の連絡先情報を取得または設定できます:
-
エンドポイント: /server/admincontact
-
引数:
-
contactName
-
contactEmail
-
contactPhone
-
-
-
FileMaker Admin API サーバーメタデータエンドポイントはホストのタイムスタンプを使用してサーバーのホスト時刻を返すようになりました。
-
新しい /server/config/blocknewusers エンドポイントを使用すると新しい [新規ユーザをブロックする] 設定を表示 (GET メソッド) または変更 (PATCH メソッド) できます。
-
管理者の役割は FileMaker Admin API を使用して管理できるようになりました。/server/adminrole エンドポイントで次のメソッドとオプションを使用します:
-
GET
-
POST
-
name (必須): 新しく作成された管理者の役割の名前
-
password (必須): 新しい管理者の役割のパスワード (標準テキスト)
-
homeFolder (必須): 新しい管理者の役割のメインのデータベースフォルダ
-
db_pri: アクセス権を管理するためのアクセス権
-
sched_pri: スケジュールを管理するためのアクセス権
-
sched_backup_pri: sched_pri が有効な場合に、バックアップスケジュールを管理するためのアクセス権
-
sched_verify_pri: sched_pri が有効な場合に、検証スケジュールを管理するためのアクセス権
-
sched_script_pri: sched_pri が有効な場合に、スクリプトスケジュールを管理するためのアクセス権
-
log_pri: ログを管理および表示するためのアクセス権
-
xauthgroup: 外部グループ
-
-
PATCH
-
id (必須): 既存の管理者の役割の ID
-
name
-
password
-
homeFolder
-
db_pri
-
sched_pri
-
sched_backup_pri
-
sched_verify_pri
-
sched_script_pri
-
log_pri
-
xauthgroup
-
-
DELETE
-
names: 削除する管理者の役割の名前の一覧。各名前は文字列です。指定した名前は大文字と小文字が区別されません
-
ids: 削除する管理者の役割の ID の一覧。各 ID は数字です
メモ: どちらのオプションもサポートされていますが、リクエストごとに 1 つのオプションのみ指定できます。
-
-
-
FileMaker Admin API での不明な SSL 証明書失効の許可ステータスの設定が FileMaker WebDirect で機能するようになりました。
-
次の新しい FileMaker Admin API エンドポイントを使用するとデータベースサインイン設定を取得できます:
-
Get Database Sign-in Settings for External Server Accounts (外部サーバーアカウントのデータベースサインイン設定の取得): GET [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/dbsignin/externalserver
-
Get Database Sign-in Settings for Amazon (Amazon のデータベースサインイン設定の取得): GET [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/dbsignin/amazon
-
Get Database Sign-in Settings for Google (Google のデータベースサインイン設定の取得): GET [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/dbsignin/google
-
Get Database Sign-in Settings for Microsoft (Microsoft のデータベースサインイン設定の取得): GET [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/dbsignin/microsoft
-
Get Database Sign-in Settings for AppleID (AppleID のデータベースサインイン設定の取得): GET [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/dbsignin/appleid
-
Get Database Sign-in Settings for Custom OAuth (カスタム OAuth のデータベースサインイン設定の取得): GET [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/dbsignin/customoauth
-
-
GET および PATCH [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/provider/customoauth FileMaker Admin API エンドポイントが使用可能になり、カスタム OAuth アイデンティティプロバイダ情報をそれぞれ取得および変更できるようになりました。詳細については、FileMaker Server に含まれる FileMaker Admin API Reference を参照してください。
-
GET および PATCH [ホスト]/fmi/admin/api/v2/extauth/provider/appleid FileMaker Admin API エンドポイントが使用可能になり、AppleID のデータベースサインイン設定を取得および変更できるようになりました。詳細については、FileMaker Server に含まれる FileMaker Admin API Reference を参照してください。
FileMaker Admin API ガイドの「Admin API 呼び出しの一覧」を参照してください。
FileMaker Data API
-
FileMaker Data API の records エンドポイントに JSON ボディの新しい options セクション (
options["<value>"]
) が含まれるようになり [データの入力時にユーザによる上書きを許可する] オプションを上書きできるようになりました。可能な値:-
user: 入力値の制限条件に従う (デフォルトの動作)
-
script: フィールドの入力値の制限条件を無視する
scripts エンドポイントによって呼び出されたスクリプトは常にスクリプトモードで実行されます。詳細については、FileMaker Server に含まれている FileMaker Data API Reference の records エンドポイントを参照してください。
-
FileMaker Developer Tool
-
FileMaker Developer Tool に静的文字列または正規表現を使用してファイルの名前を変更する新しいオプションが追加されました:
FMDeveloperTool --renameFiles <ターゲットフォルダ> <ユーザ名> <パスワード> [-encryption_key -e <キー>] [-source_filelist | -sl <パス 1> <パス 2> ...] [-regex | -rg <正規表現>][-replace_text | -rt <テキスト>]
正規表現の使用の詳細については、Microsoft の正規表現言語 - クイック リファレンスを参照してください。
-
FileMaker Developer Tool のコマンド名は大文字と小文字が区別されなくなりました (「removeAdminAccess」コマンドは--RemoveAdminAccess または --removeadminaccess のどちらを記述しても機能します)。
-
macOS および Ubuntu: FileMaker Developer Tool および FileMaker Data Migration Tool のパスが環境変数に追加されました。
-
新しい「FileMaker Developer Tool Guide (英語)」ですべてのコマンドラインの引数と使用方法の例を説明しています。
Let's Encrypt SSL
-
FileMaker Server に Let's Encrypt SSL 証明書を要求および更新するスクリプトが含まれました。Let's Encrypt を使用するには、サーバーにパブリックに解決可能なホスト名が必要です。Let's Encrypt Certbot パッケージもインストールする必要があります: 手順については、README ファイルを参照してください。スクリプトと README は /FileMaker Server/Tools/Lets_Encrypt/ ディレクトリにあります。
-
証明書を要求するには、次のスクリプトを実行します:
sudo -E ./fm_cert_request.sh
-
証明書を強制的に更新するには、次のスクリプトを実行します:
sudo -E ./fm_cert_renew.sh
-
証明書の再ロードをスケジュールするには:
-
FileMaker スケジュールを作成して組み込みのシステムスクリプト「Sys_Default_ReloadLetsEncryptCertificate」を実行します。
-
-
Let's Encrypt プロセスをリセットするには:
-
/FileMaker Server/CStore/ の Certbot ディレクトリを削除します。
-
Let's Encrypt の詳細については、「動作の仕組み - Let's Encrypt」を参照してください。
-
FileMaker WebDirect
-
「jwpc_prefs.xml」ファイルに新しい引数が追加されました。「pulltorefreshenabled」引数はモバイルブラウザのプルダウンで FileMaker WebDirect レイアウトを更新するどうかを決定します。「yes」に設定すると、FileMaker WebDirect のレイアウトが更新されます。「no」に設定すると、FileMaker WebDirect のレイアウトは更新されません。以前の動作およびデフォルト値は「yes」です。値を変更した後、Web 公開エンジンを再起動して動作を有効にします。
FileMaker WebDirect ガイドの「モバイルブラウザを引っ張って更新」を参照してください。
-
モバイルブラウザの FileMaker WebDirect で次のタッチキーボードがサポートされるようになりました:
-
ASCII
-
URL
-
電子メール
-
数字キーパッド
FileMaker WebDirect ガイドの「モバイルブラウザ」を参照してください。
-
-
FileMaker WebDirect: CSS キャッシュがレイアウトのサイズ変更中に最適化されるようになりました。
-
fmsadmin コマンドラインでの不明な SSL 証明書失効の許可ステータスの設定が FileMaker WebDirect で機能するようになりました。
ログ
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Admin Console の [ログ] ページにある [サイドバーを折りたたむ] および [サイドバーを展開] ボタンを使用すると、ログのページ全幅での表示や、通常の表示に戻すことができます。
FileMaker Server ヘルプの「複数のログファイルの参照」を参照してください。
-
Admin Console の [ログ] で [イベントログのスクリプトログ] を有効すると、スクリプトログの動作が変更され「scriptEvent.log」ファイルではなく「Event.log」ファイルに記録されるようになりました。
FileMaker Server ヘルプの「スクリプトイベントログ」を参照してください。
-
最長呼び出しの使用状況ログがデフォルトで有効になりました。
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サーバーの使用状況ログ (Stats.log) がデフォルトで有効になりました。
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「Event.log」ファイルに持続的なキャッシュを使用した修復が記録されるようになりました。
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「Event.log」ファイルに HTTPS トンネリング設定の変更が記録されるようになりました。
OAuth および OIDC
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新規作成ファイルでは [OAuth/AD FS が有効な場合でもサインインフィールドを表示] ファイルオプションがデフォルトで有効になりました。
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Admin Console の [カスタム OAuth] で、サインイン URL に含める追加のクエリー引数のフィールドが追加されました。
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Admin Console の [カスタム IdP 認証設定] で、OIDC または OAuth 2.0 に必要なフィールドのみが表示されるようになりました。
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FileMaker Server 構成に OAuth 設定が含まれている場合、OAuth でサインインするように設定されていないデータベースにはユーザ名/パスワードオプションと OAuth サインインオプションが表示されます。
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アイデンティティプロバイダのアイコンイメージをアップロード、サイズ変更、およびそのままのサイズで表示できるようになりました。
FileMaker Server ヘルプの「OAuth アイデンティティプロバイダを使用する FileMaker クライアントの認証」を参照してください。
持続的なキャッシュ
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持続的なキャッシュがプレビュー機能ではなくなり、FileMaker Server ヘルプに追加されました。
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持続的なキャッシュに追加された [データベースサーバーの自動再起動] オプションでは、FileMaker サーバーが予期せず終了したときに自動的にデータベースサーバーの再起動を試行します。
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FileMaker Server は持続的なキャッシュから修復でデータベーストランザクションの一貫性をサポートするようになりました。
FileMaker Server ヘルプの「起動設定」を参照してください。
インストール、アンインストール、およびアップグレード
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アップグレードのインストール中、新規ユーザは FileMaker Server に接続できなくなりました。
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macOS: FileMaker Server インストーラが FileMaker Server サービスを自動的に停止できるようになりました。
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macOS: アンインストール時に FileMaker Server の構成が保存され、次回インストール時にユーザは以前の構成のロードを選択できるようになりました。以前の構成を優先的にロードすることを選択する新しい変数設定「Load Previous Configuration」が「Assisted Install.txt」に追加されました。
-
Ubuntu: 指定されていない場合、FileMaker Server のインストール中に Swappiness が 10 に設定されたスワップファイルが作成されます。
-
Ubuntu: 「Assisted Install.txt」の新しい「Swappiness」および「Swap File Size」オプションを使用すると、FileMaker Server のインストール中にスワップファイルを作成できます。新しいオプションは FileMaker Server 20.3.1 で導入されたオプションを構成します。
-
FileMaker Server のインストールで「Assisted Install.txt」の「Use HTTPS Tunneling」オプションがサポートされるようになりました。値を 0 に設定すると HTTPS トンネリングが無効になります。値を 1 に設定すると HTTPS トンネリングが有効になります。
更新されたライブラリおよびパッケージ
-
Xerces/Xalan ライブラリは LibXML2 および libXSLT ライブラリに置き換えられました。
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libcurl オープンソースライブラリはバージョン 8.4.0 に更新されました。
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OpenSSL はバージョン 3.0.11 にアップグレードされました。
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OmniOrb はバージョン 4.3.2 に更新されました。
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Node.js はバージョン 18.19.1 に更新されました。
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Apache Tomcat はバージョン 10.1.16 に更新されました。
Windows
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Windows のパフォーマンスモニターに FileMaker Data API のクライアントカウンターが含まれるようになりました。
その他
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すべての FileMaker 2024 製品でアイコンが新しくなりました。App、インストーラ、.fmp12 ファイルアイコンなどをご確認ください。
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FileMaker Server Admin Console で、最初の 10 個のみではなくすべてのスケジュールが表示されるようになりました。
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[構成] > [一般設定] > [起動設定] の新しい [新規ユーザをブロックする] オプションを使用すると、新規ユーザにすべての FileMaker データベースへの接続を許可するかどうかを設定できます。すでに接続しているユーザはこの設定の変更の影響を受けません。
FileMaker Server ヘルプの「起動設定」を参照してください。
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ディレクトリサービス設定はプレビュー機能ではなくなりました。
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CStore ディレクトリの読み/書き/実行アクセス権が Everyone に適用されなくなりました。
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プライマリマシンの Admin Console の [Web 公開] ページでセカンダリマシンに対して Java ガベージコレクションを実行できるようになりました。展開された各マシンに [今すぐガベージコレクションを実行] ボタンがあります。
FileMaker Server ヘルプの「Web 公開設定」を参照してください。
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HTTPS トンネリングがプレビューではなくなり、FileMaker Server ヘルプに追加されました。
FileMaker Server ヘルプの「FileMaker HTTPS トンネリング」を参照してください。
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FileMaker データベースのフィールド定義はアクセスを最適化するために FileMaker Server でキャッシュされるようになりました。
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FileMaker プラグイン SDK で Ubuntu の ARM アーキテクチャがサポートされるようになりました。
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シャットダウン中、新規ユーザは FileMaker Server に接続できなくなりました。
修正された問題
管理者の役割
-
管理者の役割の資格情報を使用して Admin Console にサインインしたユーザがアクセスのないデータベース上で [接続解除] および [メッセージを送信] 処理を実行できる。
-
管理者の役割を保存しても保存したファイルが暗号化されない。
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管理者の役割にライセンスキーの更新などの一部の最上位の管理者機能へのアクセスが誤って許可される。
バックアップ
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持続的なキャッシュが有効でサーバーの負荷が大きい場合、データベースのバックアップ中に FileMaker Server プロセスが応答を停止する。
FileMaker Admin API
-
FileMaker Admin API の Get Schedule (スケジュールの取得) エンドポイントがスケジュールの引数 enabled、verify、clone、cloneOnly、autoAbort、enableEndDate、repeatTask、runOSScriptsAsUser が真であっても誤って偽を返す。
useOSScript と useOSScript2 は論理値として返されるようになりました。
-
FileMaker Admin API がスケジュールの一覧表示、取得、作成、編集、複製、および削除エンドポイントに空または不完全なスケジュール情報を返す。
FileMaker Data API
-
Windows および macOS: アクティブな Data API クライアント接続がある場合に FileMaker Data API プロセスを停止すると fmwipd FileMaker Server プロセスが突然終了する。
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FileMaker Data API の使用状況が「y GB の x TB」のように不統一なファイル単位で表示される。
-
レコードの検索リクエストが FileMaker エラー 401 「検索条件に一致するレコードがありません」を返した場合、FileMaker Data API が誤って HTTP ステータスコード 500 を返す。代わりに FileMaker Data API は空の結果セットと HTTP ステータスコード 200 を返します。
FileMaker Developer Tool
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コマンド「FMDeveloper --clone <ファイル名> -t <出力ファイル名>」の <出力ファイル名> に拡張子がない場合、.fmp12 ファイル拡張子が保持されない。
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「FMDeveloperTool --RemoveAdminAccess」コマンドが表示されているスクリプトの計算値を非表示にできない。
FileMaker Server ツール
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fms_Docker_Install.sh ツールが必要な net-tools パッケージをインストールしない。
FileMaker WebDirect
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Ubuntu: FileMaker WebDirect で、レコード上のオブジェクトデータが合計で 515 MB を越える TIFF 形式のイメージの場合、個々のレコードのロードに失敗する。
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レイアウトがフリーズして青いローディングサークルが断続的に現れる。
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フィールドデータ入力中にキーが誤って継続的に繰り返される。
-
テキストの入力後レコード確定前に入力されたテキストが消える。
-
集計フィールドのデータを編集すると元に戻らない。
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FileMaker WebDirect: クライアントのセッションがタイムアウトすると FileMaker Web 公開エンジンが応答を停止する。
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FileMaker WebDirect: ファイルのすべてのツールバーが非表示に設定されている場合、ファイルを開くときにカードタイプの新規ウインドウを作成すると、作成した新規ウインドウを閉じることができなくなる。
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FileMaker WebDirect: アクセスできないレイアウトにユーザを移動させると Web 公開エンジンが応答を停止する。
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FileMaker WebDirect: オブジェクトの自動サイズ変更中、レイアウト上に想定しないスクロールバーが表示される。この動作の原因である CSS キャッシュを無効にするには:
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「wpeConfig.json」という名前の標準テキストの JSON ファイルを作成します。
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新しい JSON ファイルの内容として次のテキストを入力します:
{ "reuse_css_cache_for_autosized_layout_enabled": false }
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JSON ファイルを次のフォルダに配置します:
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Windows: [FileMaker Server インストールフォルダ]¥Web Publishing¥publishing-engine¥
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macOS/Ubuntu: [FileMaker Server インストールフォルダ]/Web Publishing/publishing-engine/
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次のコマンドラインを使用して Web 公開エンジンを再起動します: fmsadmin restart wpe
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FileMaker WebDirect: リスト形式に変更後、複数回連続でソートするとリスト形式の行が誤った位置に表示または空白の領域が表示される。
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FileMaker WebDirect: サーバー上でスクリプトを実行してカスタムダイアログを表示すると、開いているカードウインドウの後ろでポップオーバーボタンが誤って開く。
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FileMaker WebDirect: Mozilla Firefox Web ブラウザでテキストを確定すると、テキストの最後の文字が削除される。
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FileMaker WebDirect で断続的なレイアウトのフリーズ、キーボードキーの繰り返し、およびテキストが表示されなくなってデータが失われる。
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データベースのフィルタが有効になっていると、FileMaker WebDirect がセカンダリマシンの FileMaker WebDirect で設定された OAuth リダイレクト認証 URL を開くのに失敗する。
ログ
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「wpe.log」ファイルの書式が正しく書式設定されない。
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「fmdapi.log」ファイルのヘッダがレコードの列と一致しない。FileMaker Server をアップグレードする場合、修正を有効にするには以前の「fmdapi.log」ファイルを削除または名前を変更する必要があります。
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「Event.log」ファイルが持続的なキャッシュおよび持続的なキャッシュの同期設定の変更を記録しない。
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FileMaker Server の「Event.log」ファイルに「FileMaker Server を再起動して設定を有効にしてください。」というメッセージが再起動後も誤って繰り返し記録される。
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ログビューアのログまたは [すべてのログをダウンロード] でダウンロードしたログに cwpc、wipd、odata、および xdbc デバッグログが含まれていない。
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FileMaker Server が誤って AWS SDK ログを作成する。
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FileMaker スクリプトログオプションのいずれかを有効または無効にしても「Event.log」ファイルにイベントが記録されない。
OAuth および OIDC
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macOS: 共有ファイルにサインインに 6 つ以上の OAuth プロバイダが設定されていても、サインインダイアログに 6 つのプロバイダのボタンしか表示されない。
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[データベースにサインイン] の [外部サーバーアカウント] オプションが無効の場合、[AppleConnect でサインイン] および [ADFS でサインイン] ボタンが FileMaker Admin Console のサインインページに表示されない。
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FileMaker Server 上で OAuth アイデンティティプロバイダが構成され有効になっており、外部サーバーアカウントが無効に設定されている場合、FileMaker Go に標準のログインフィールドが表示されない。
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グループ値が JWT トークンのペイロードの文字列形式の場合、カスタム OAuth の認証に失敗する。
持続的なキャッシュ
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持続的なキャッシュを使用して起動時に修復を実行すると、確定されていないトランザクションが「Event.log」ファイルに記録されるようになりました。
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キャッシュサイズを 4096 より大きく設定して持続的なキャッシュを有効にするとデータベースサーバープロセスが予期せず終了する。
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持続的なキャッシュを有効にすると FileMaker Server の速度が低下する。
インストール、アンインストール、およびアップグレード
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Ubuntu: 新しいユーザ名とパスワードで FileMaker Server を再インストールすると異なる資格情報で以前の設定がロードされる。
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Ubuntu: FileMaker Server をインストールすると UFW ファイアウォールが無効になる。UFW が無効で firewalld が有効な場合には firewalld が使用されるようになりました。それ以外の場合は、UFW が使用されます。
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アップグレードライセンス証明書を入力した後、ライセンスキーは指定できるが以前のアップグレード対象バージョンのライセンス証明書ファイルを指定できない。以前のアップグレード対象バージョンで受け取ったライセンス証明書ファイルを指定できるようになりました。
Windows
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Java Development Kit が見つからない場合にスケジュールされた Java ガベージコレクションが適切なメッセージを表示せずに失敗する。これは OpenJDK がサーバーに手動でインストールされていて「JavaSoft (Oracle) registry keys」オプションが選択されていないときに発生します。
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オペレーティングシステムの再起動時、FileMaker Server をシャットダウンする前にすべての FileMaker データベースが閉じられない場合がある。
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英語以外の FileMaker Server インストールのパフォーマンスカウンターがパフォーマンスモニターに表示されない。
macOS
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FileMaker Server がファイルを閉じる際に断続的に応答を停止する。
Ubuntu
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Admin Console のシステム使用状況でディスクのスループットグラフが空白で表示される。
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記号の競合によりコンパイルしたプラグインが予期せず終了する。
その他
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OAuth 2.0 プロバイダを使用して電子メールを送信すると、電子メールは送信されずアクセストークンを生成できないというエラーが返される。これは FileMaker Pro で電子メールの送信を試行したとき、または FileMaker Server で電子メール通知の送信を試行したときに発生します。
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レコードのロックによってブロックされた確定されていないデータが正常に復帰しない。
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Admin Console の通知に表示される時刻がホストシステムのタイムゾーンと一致しない場合がある。
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ダウンロードしたデータベースアーカイブのタイムスタンプがホストシステムのタイムゾーンと一致しない場合がある。
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カスタム Web 公開 (CWP) 接続の最大数を 200 より大きく設定できない。FileMaker Admin API を使用するとカスタム Web 公開の接続数を最大 2000 まで設定できるようになりました。
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これまで使用されていた次の脆弱な SSL 暗号化が取り除かれました:
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AES128-SHA
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AES256-SHA
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ECDHE-RSA-AES128-SHA
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ECDHE-RSA-AES256-SHA
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「fmsadmin get serverconfig」コマンドに指定されるデフォルト値が 256 ではなく誤って 128 に設定される。
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データベースサーバーが予期せず終了した後にデータベースサーバー構成ファイル (dbs_config.xml) が破損する。
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追加のデータベースフォルダパスが無効な場合に FileMaker Server スクリプトエンジンプロセスが起動時に予期せず繰り返し終了する。
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数千の UNION 呼び出しで SQL クエリーを実行した後に FileMaker スクリプトエンジンが応答を停止する。
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Admin Console のダッシュボードのメモリ、ネットワーク、およびディスクの IO グラフに使用量が表示されない。
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システムスクリプトスケジュールが誤ったスクリプトファイルのファイルパスを表示する。
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[管理] タブ > [アクセス制限] > [アクセス制限を有効にする] を使用して特定の IP アドレスから Admin Console へのアクセスを制限すると X-Forwarded-For HTTP ヘッダを使用して不適切にバイパスされる。
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FileMaker Server の負荷が大きい場合に Admin Console へのリモート接続が断続的にサインアウトする。
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接続を解除されたユーザに対してレコードのロックが継続して次のエラーメッセージが表示される:
> 「?」がこのレコードを編集中です。「?」が終了するまでこのレコードは使用できません。
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Get (ページ番号) 計算を含む PDF ファイルがサーバー上で作成された場合にページ番号が増分しない。
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[サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップが実行されたときに誤った資格情報が外部データソースに渡される。
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共有データベースが開いている状態で接続を解除してから再度開くと誤って次のエラーが発生する:「<データベース名>」は壊れているため、開くことができません。[修復] コマンドを使用してファイルを修復してください。
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[ファイルを挿入] スクリプトステップを使用してレイアウト上の小さいサイズのオブジェクトフィールドに PDF ファイルを挿入すると、クラッシュダンプ (DMP ファイル) が作成されてパフォーマンスに影響する。
バージョン 20
修正された問題
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この更新は重要なセキュリティ修正を提供し、すべてのユーザに推奨されます。
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返されたログインエラーが HTML エンコードされていないため反射型 XSS (クロスサイトスクリプティング) 攻撃が可能になる。
新機能および機能強化
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パフォーマンスを向上させるために、データベースエンジンがリレーションシップをキャッシュして依存関係を評価するようになりました。
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アカウントが有効かどうかを確認するユーザログインプロセスがキャッシュされ、ログインパフォーマンスが最適化されました。
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FileMaker Pro および FileMaker Server for Linux でポート 5003 ではなくポート 443 でセキュア接続トンネリングを有効にできるようになりました。HTTPS トンネリングは次の場所で有効にすることができます:
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Admin Console: [構成] > [FileMaker クライアント] > [HTTPS トンネリング]
メモ:
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HTTPS トンネリングは Ubuntu 22 にインストールされている FileMaker Server for Linux でのみ有効にすることができます。
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OmniOrb はバージョン 4.3.0 に更新されました。
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FileMaker Server でリレーションシップ変更のメモリ割り当てが最適化されました。
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Claris FileMaker Developer Tool (FMDeveloperTool) は FMP12 ファイルを保存するためのさまざまなオプションとともに、FileMaker Pro の [ツール] > [Developer ユーティリティ] のほとんどの機能を提供する新しいコマンドラインツールです。含まれる機能:
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ファイル暗号化を有効化および取り除く
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Admin アクセスを取り除く
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コピー (最適化、すべてを含む) の保存またはデータなしのコピーの作成
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XML としてコピーを保存
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損傷したファイルの修復
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ファイルの一貫性チェック
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キオスクモードの有効化
FMDeveloperTool はアップデートとリリースノート > 開発者ツールからダウンロードでき、FileMaker Server インストールの次のデフォルトの場所に含まれます:
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Windows:
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Database Server¥FMDeveloperTool
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macOS:
/ライブラリ/FileMaker Server/Database Server/bin/FMDeveloperTool
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Linux:
/opt/FileMaker/FileMaker Server/Database Server/bin/FMDeveloperTool
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修正された問題
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macOS: FileMaker Server fmserverd プロセスが断続的に予期せず終了する。
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Windows: クリーンインストールの際にエラー 1920 でサイレントインストールが失敗する。
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Windows: Admin Console にリモート接続すると接続が切断され、ブラウザコンソールに GET adminroleprivileges の 502 エラーが報告される。
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OAuth 2.0 プロバイダを使用して電子メールを送信すると、電子メールは送信されずアクセストークンを生成できないというエラーが返される。これは FileMaker Pro で電子メールの送信を試行したとき、または FileMaker Server で電子メール通知の送信を試行したときに発生します。
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管理者の役割を使用して Admin Console にサインインすると、FileMaker Server が設定されたすべての管理者の役割とそのパスワードを含む Web ソケットパケットをフロントエンドの Web サイトに送信する。
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Ubuntu: FileMaker Server fmserverd プロセスが断続的に予期せず終了する。
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Ubuntu: オブジェクトデータを PDF として保存するとシステムメモリが使用され解放されない。
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FileMaker WebDirect: 504 ゲートウェイのタイムアウトエラーのためユーザが接続できない。
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FileMaker WebDirect: レコードのソート後リスト形式で検索モードに入るとレイアウトパートが断続的に誤って表示される。
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FileMaker WebDirect: レイアウトの CSS が完全にロードされず、レイアウトオブジェクトが正しく表示および/または機能しない場合がある。
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テンポラリデータベースファイルにエラーが発生すると FileMaker Server データベースが応答しなくなるか予期せず閉じられる。
新機能および機能強化
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FileMaker Admin API および FileMaker Server Admin Console は UTC ではなくサーバーのローカルタイムゾーンを使用するようになりました。
修正された問題
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[サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップが実行されたときに誤った資格情報が外部データソースに渡される。
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複数の FileMaker WebDirect の問題が解決されました:
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レイアウトがフリーズして青いローディングサークルが断続的に現れる。
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フィールドデータ入力中にキーが誤って継続的に繰り返される。
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テキストの入力後レコード確定前に入力されたテキストが消える。
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集計フィールドでデータを編集した後変更が復帰しない。
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修正された問題
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アクセス制限が有効になっている間に FileMaker Server Admin Console にアクセスを試行すると、意図しない接続エラーが発生する。
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ESS テーブル内の集計フィールドが補助フィールドの場合に空として表示される。
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FileMaker Data API セッションが終了するまで FileMaker スクリプトの変更が FileMaker Data API クライアントで反映されない。
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FileMaker Server 16 サービスまたは管理サーバーを再起動した後に設定がエクスポートされた場合、その設定をインポートした後に管理者の役割のアクセス権が無効になる。
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FileMaker WebDirect: リスト形式で、確定されていない文字のあるレコードがスクロールされて表示されていない場合に確定トリガアクションが実行されると文字が正しく確定されない。
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Web 公開エンジンのメモリリークによりメモリ使用量が異常に高くなってパフォーマンスに著しく影響を与える。
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FileMaker WebDirect: リスト形式で素早くスクロールするとボタンまたはボタンバーのポイントしたときの表示スタイルが元に戻らない。
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FileMaker WebDirect: FileMaker WebDirect で「接続の問題」エラーが発生し、「Invalid JSON from server: 1|X」というメッセージが表示される場合がある。
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Windows: 英語以外の FileMaker Server インストールのパフォーマンスカウンターがパフォーマンスモニターに表示されない。
新機能および機能強化
関数
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Windows および Ubuntu 上の FileMaker Server で ReadQRCode 関数が使用できるようになりました。
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macOS: サーバー上で実行されるスクリプトで GetLiveText 関数がサポートされるようになりました。
スクリプト
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[FileMaker Data API を実行] スクリプトステップで dateformats 引数がサポートされるようになりました。
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Docker インストールスクリプトファイルが Ubuntu 22.04 (amd64 と arm64 の両方のアーキテクチャバージョン) をサポートするようになりました。
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FileMaker Server で実行されるスクリプトで [エラーログ設定] スクリプトステップがサポートされるようになりました。
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FileMaker Data API で [レコードを PDF として保存] スクリプトステップがサポートされるようになりました。
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FileMaker Server では「Event.log」ファイルではなく「scriptEvent.log」ログファイルを作成してスクリプトイベントを保存するようになりました。「scriptEvent.log」ファイルはログビューアに表示され、Admin Console でダウンロードできます。fmsadmin コマンドラインを使用して以前の「Event.log」にスクリプトイベントを保存する動作に戻すことができます。
Java
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Vaadin はバージョン 8.18.0 に更新されました。Java はバージョン 17 を使用するように更新されました。
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Ubuntu: Java ガベージコレクションをサポートするため JRE ではなく Java 17 JDK がインストールされるようになりました。
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Admin Console の [コネクタ] > [Web 公開] タブ以下の [Web 公開エンジン] で、Java ガベージコレクションを実行してプライマリマシンで Web 公開に使用されるメモリを解放できるようになりました。ガベージコレクションの実行はプライマリマシンとセカンダリマシンの両方から実行できるスクリプトスケジュールとしてもサポートされています。
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Java 17 以外の Java バージョンがインストールされている場合は、次の場所で修正するようにメッセージが表示されます:
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プライマリマシン: Admin Console の [コネクタ] > [Web 公開] タブ以下の [Web 公開エンジン]
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セカンダリマシン: Deployment Assistant の [コネクタ] > [Web 公開] タブ
Java が「FileMaker Server」 > 「Web Publishing」フォルダにインストールされている場合は、プライマリマシンの Web 公開エンジンを有効にするとき、またはセカンダリマシンの Deployment Assistant の [JDK をインストール] ボタンを使用するときに JDK 17 (Java Development Kit 17) をインストールするように求められます。
Java が「FileMaker Server」 > 「Web Publishing」フォルダの外部にインストールされ、JAVA_HOME 変数が構成されている場合の詳細についてはナレッジベースを参照してください。
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バックアップ
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FileMaker Server Admin Console でデータベースのバックアップで一貫性チェックに失敗したときに通知が表示されるようになりました。
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エラーまたはユーザによってバックアップが中止された場合、バックアップフォルダは接頭語「Canceled-」付きで保持され、[バックアップスケジュール] タブの [保持するバックアップの数] によって制限されます。以前の「Canceled-」の接頭語付きフォルダにすべてのバックアップを保持する動作に戻すには Admin Console およびコマンドラインを使用します。次の fmsadmin コマンドラインコマンドで以前の動作に復帰します:
fmsadmin set serverprefs KeepCancelledBackups=true
キャンセルされたバックアップが保持されている場合、ディスク容量が少なくなると最も古いものから自動的に取り除かれるようになりました。
OData
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SchemaVersion が $metadata 応答に含まれるようになりました。現在のものではないスキーマバージョンの要求は拒否されるため、$schemaversion クエリーオプションを使用してスキーマが変更されたかどうかを判断できるようになりました。
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OData が PUT/POST/PATCH/DELETE $ref 操作とエイリアスもサポートするようになりました。
xDBC (ODBC/JDBC)
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xDBC 接続が X509_sign に MD5 ではなく SHA256 を使用するようになりました。
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ODBC ドライバが OpenSSL 3.0.8 をサポートするようになりました。
パッケージ更新
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Windows および macOS: OpenSSL はバージョン 3.0.8 に更新されました。
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Tomcat はバージョン 9.0.69 に更新されました。
プレビュー
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FileMaker Server はプロセスが予期せず終了した後に自動的に再起動できるようになりました。このクイックサーバー再起動はデータの整合性の問題のリスクを軽減し、fmsadmin コマンドラインおよび FileMaker Admin API を使用して有効にできます。
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Ubuntu: Admin Console の [管理] > [外部認証] タブ > [ディレクトリサービス設定] セクションで Microsoft Active Directory を設定できるようになりました。
一般
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Windows: オブジェクトフィールド内の PDF ファイルのサムネイルをすぐに作成できるようになりました。
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Windows: アンインストール時に FileMaker Server の構成が保存され、ユーザは次のインストール中に以前の構成のロードを選択できるようになりました。以前の構成を優先的にロードすることを選択する新しい変数設定「Load Previous Configuration」が「Assisted Install.txt」に追加されました。
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Ubuntu: Admin Console の [コネクタ] > [Web 公開] タブで、Nginx ロードバランサ URL を入力できるようになりました。
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FileMaker Server のインスタンスあたりの共有データベースファイルの最大数が 125 から 256 に増加しました。
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データベースが閉じられるプロセス中は新しいクライアントの接続がブロックされるようになりました。
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Admin Console の [通知] パネルで、Microsoft 365 Business または Google Workspace のサブスクリプションで OAuth 2.0 を使用して電子メールを送信できるようになりました。FileMaker WebDirect でも OAuth 2.0 を使用した電子メールの送信がサポートされています。
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FileMaker Server が Ubuntu 22.04 の arm64 アーキテクチャバージョンにインストールできるようになり、FileMaker Server を Apple シリコンハードウェア上の Linux 仮想マシンおよびコンテナで実行できるようになりました。
修正された問題
インストール
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macOS: アンインストールの後に空の「httpsRoot」フォルダが取り除かれない。
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Windows: [プログラムと機能] コントロールパネルからインストールの修復を実行すると、Admin Console のデスクトップショートカットおよびサンプルデータベースが誤って取り除かれる。
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インストーラログへのリンクがログフォルダに表示されない。
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以前のインストールから多数のデータベースバックアップファイル、リモートオブジェクトファイル、または共有ファイルが存在する場合、インストールに予想以上に時間がかかる。
FileMaker WebDirect
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[メールを非公開] オプションが選択されていると、非アクティブな FileMaker アカウントを入力しても Apple でサインインすることができる。
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FileMaker WebDirect カスタムホームページにアクセスするときに [データベースのフィルタ] オプションが有効になっている場合、OAuth サインインができない。
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レコードをソートするときやレイアウトにボディパートがない場合、集計パートが表示されない場合がある。
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対象レコードにレコードがない場合、リスト形式オブジェクトが更新されない。
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リスト形式で、ナビゲーションパートが存在する場合に最初のレイアウトのロード中にフッタパートが表示されない場合がある。
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XSS (クロスサイトスクリプティング) の脆弱性が解決されました。
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Nginx ロードバランサで FileMaker WebDirect に接続した場合、インタラクティブオブジェクトフィールドがオブジェクトデータの読み込みに失敗する。
FileMaker Admin API
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バックアップフォルダパスがカスタマイズされたバックアップパスとして設定されている場合、FileMaker Admin API を使用して cloneOnly オプションでバックアップスケジュールを実行するとエラーが返されない。
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FileMaker Server ライセンスが期限切れになった場合、ユーザは FileMaker Admin API を使用して認証できない。
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FileMaker Admin API が同じリクエストで最初の追加データベースフォルダパスと 2 番目の追加データベースフォルダパス、または最初の追加リモートオブジェクトフォルダパスと 2 番目の追加リモートオブジェクトフォルダパスを同時に無効にできない。
FileMaker Data API
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FileMaker Data API のレイアウト名リクエストへの応答にテーブル名が含まれない。
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ポータルの [最初の行] 設定がポータルのレコード数より大きい場合、FileMaker Data API がポータルの誤った foundCount と returnedCount 値を返す。
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FileMaker Data API が繰り返しフィールドを含むレイアウトに関する誤ったメタデータを返す。
OData
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テーブル名またはフィールド名に日本語の文字が含まれている場合、一部の OData クエリーオプションがエラーを返す。
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OData: フィールドの改行が「\n」として返されずに JSON 解析エラーが発生する。
コマンドライン
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fmsadmin resetpw コマンドを使用して PIN をリセットした場合、ゼロで始まる PIN 番号を使用すると次のエラーが誤って表示される: 「PIN must contain four decimal digits only.」
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fmsadmin コマンドを使用してプロセス名のスペルが間違っているプロセスを再起動するとサーバーが予期せず終了する。例: fmsadmin restart srrver
パフォーマンス
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[セッション識別子の設定] スクリプトステップを使用してセッション名を変更する頻度が高いと fmshelper プロセスのメモリが必要以上に増加する。
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負荷が大きい場合とバックアップの実行中に FileMaker Server が応答を停止することがある。
Ubuntu
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GetContainerAttribute 関数がサーバー上で実行されたときに正しくない日付形式を返す。
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FileMaker Server で CSV ファイルを作成するとき、フィールド内の一部の後部文字列がエクスポートされない。
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Shift JIS でエンコードされたデータを含む CSV ファイルからのレコードのインポートに失敗する。
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Windows や macOS の出力と比較した場合、Ubuntu の FileMaker Server から PDF 出力で表示されるフォントが異なる。
一般
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スケジュールが失敗した場合、[前回の実行] 値のタイムスタンプがスケジュールが最後に失敗した時間ではなく、スケジュールが最後に正常に完了した時間を誤って反映する。
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共有ファイルのデータソースがグローバル変数の内容から設定されている場合、集計フィールドの内容が表示されない。
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復帰されたトランザクションのシリアル番号が誤って増分された後、通常のレコード作成の増分が止まる。
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スクリプトトランザクションの実行中に呼び出された場合、OnRecordCommit などのスクリプトトリガが実行されない。
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FileMaker スクリプトのフォルダと FileMaker スクリプトが同じ名前を使用した場合、FileMaker スクリプトスケジュールの実行に失敗する。
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トランザクションを復帰した場合でも、トランザクション中に作成された索引に削除されたレコードを含めることができない。
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失敗した電子メール通知の試行が「Event.log」ファイルに記録されない。
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管理者の役割アカウントを使用してセカンダリマシンをプライマリマシンに追加すると、マシンが接続されていないにもかかわらず、「正常に接続されました」というメッセージが誤って返される。
今後廃止予定の API、技術、または機能
FileMaker Server の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。
廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、ナレッジベースを参照してください。
詳細については、FileMaker Server ヘルプ、その他のマニュアル、およびサポートリソースを参照してください。