検索条件の指定

検索条件を使用してレコードを検索するには、条件 (検索する値または値群) を検索指定フォーム (データが入力されていない空のレコードのような形で表示されます) のフィールドに入力します。検索処理では、入力した条件に一致するレコードが検索されます。一致するレコードによって、それ以前の対象レコードは置き換えられます。

検索条件を作成するには:

  1. 検索モードで、レイアウトポップアップメニューから、検索するフィールドが含まれているレイアウトを選択します。
  2. 検索条件指定画面で、検索に使用するフィールドを選択し、そのフィールドに値を入力します。

    レイアウトバーの [演算子] を使用することで、条件を簡単に入力することができます。たとえば、検索条件 Jo@n を使用すると、名前 John および Joan が検索できます。演算子使用の詳細については、レコード内のテキストの検索を参照してください。

    [除外] をクリックして、特定の条件に一致するレコードを除外することができます。

  3. ステータスツールバーの [検索実行] をクリックするか、[検索条件] メニュー > [検索実行] を選択します。

    検索結果として、対象レコードが返されます。ステータスツールバーの円グラフ 円グラフアイコン の強調表示された領域は、表示されたすべてのレコードの割合を示します。

全レコードを表示するには:

  • ブラウズモードで、ステータスツールバーの [すべてを表示] をクリックするか、または [レコード] メニュー > [全レコードを表示] を選択します。
  • 検索モードでは、[検索条件] メニュー > [全レコードを表示] を選択します。

検索を実行する前に [全レコードを表示] を選択する必要はありません。既存の対象レコードを絞り込まない限り、指定したテーブル内のすべてのレコードが検索されます。

ヒント

  • 円グラフをクリックすると、データベース内の対象レコードと除外したレコードを切り替えることができます。

メモ 

  • 最近使用した検索の一覧にアクセスするには、検索モードで、[保存済み検索] をクリックします。または、ブラウズモードで、[検索] の隣の下矢印をクリックします。[最近使った検索] の一覧から検索条件を選択します。
  • 検索操作を終了する前にキャンセルして対象レコードを検索前の状態にするには、Esc (Windows) または command-. (ピリオド) (macOS) を押します。
  • 索引設定されていないフィールド (たとえば、関連フィールドを参照する計算フィールドなど) で検索を行うと、索引設定されたフィールドでの検索よりも処理に時間がかかります。フィールドの索引オプションの定義を参照してください。
  • フィールドの値が索引設定されている場合は、その索引を使用して検索条件に値を入力することができます。フィールド索引の使用を参照してください。
  • オブジェクトフィールド、集計フィールド、グローバルフィールド、または Web ビューアに検索条件を入力することはできません。
  • オブジェクトフィールドでデータを検索するには、オブジェクトフィールドの内容を記述または識別するテキストフィールド、または数字フィールドを作成します。次に、そのフィールドで検索を行います。オブジェクトフィールドのデータの操作を参照してください。
  • 関連フィールドで検索を実行すると、入力した条件に一致する関連レコードを含むすべてのレコードが表示されます。たとえば、ポータルに関連レコードとして品目を示す「請求書」ファイルがあるとします。ポータルの「項目」フィールドに“コンピュータ”と入力すると、「コンピュータ」と記載されたすべての請求書を検索することができます。
  • 最近の検索結果を削除するには、[検索] の隣の下矢印をクリックするか、[保存済み検索] をクリックします。一覧から [最近使った検索を消去] を選択します。
  • 検索モードで、フィールド内のバッジ 拡大鏡アイコン は、検索モードであることを示しています(このバッジは、チェックボックス、ポップアップメニュー、ラジオボタンには表示されません)。