Date
月、日、および年のカレンダー上の日付を返します。
構文
Date (月 ; 日 ; 年)
引数
月
- 年の何月にあたるのかを示す数字 (1 桁または 2 桁。メモを参照)
日
- 月の何日にあたるのかを示す数字 (1 桁または 2 桁。メモを参照)
年
- 年度 (0001 から 4000 までの 4 桁。たとえば 2019 は有効で 19 は無効)
重要 Date
関数の引数の順序は、ご使用のオペレーティングシステムまたは FileMaker Pro の日付書式に関係なく、常に「月 ; 日 ; 年」です。
戻り値のデータタイプ
日付
起点バージョン
6.0 以前のバージョン
説明
返される日付の書式は、データベースファイルの作成時に設定された日付書式によって異なります。通常、日付書式は YYYY/MM/DD (年/ 月/ 日) です。オペレーティングシステム内で日付の書式を変更することができます。
レイアウトモードでフィールドに異なる日付書式を割り当てることによって、日付の表示方法を変更できます。この方法で書式を変更した場合、データの表示方法が変わるだけで、保存方法に影響はありません。
メモ
- 12 よりも大きな値の月、またはその月の日数よりも大きな値の日を入力すると、FileMaker Pro によって、結果に日や月が追加されます。日付関数では、ゼロおよび負数を引数として使用することができます。小数点以下は切り捨て、正数にします。
例 1
Date (10 ; 10 ; 2019)
は、「2019/10/10」を返します。
Date (13 ; 1 ; 2019)
は、「2020/01/01」(2019 年 12 月 1 日の 1 か月後) を返します。
Date (6 ; 0 ; 2019)
は、「2019/05/31」(2019 年 6 月 1 日の 1 日前) を返します。
Date (6 ; -2 ; 2019)
は、「2019/05/29」(2019 年 6 月 1 日の 3 日前) を返します。
Date (7 ; 12 ; 2019) - Date (7 ; 2 ; 2019)
は、「10」を返します。
例 2
"請求期限: " & Date (Month (販売日) + 1 ; Day (販売日) ; Year (販売日))
は、「請求期限:」に続いて「販売日」の 1 か月後の日付の値を返します。