パスワード変更
現在の FileMaker ファイルアカウントのパスワードを変更します。
オプション
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[旧パスワード:] には、現在のアカウントの古いパスワードを入力します。
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[パスワード:] には、現在のアカウントの新しいパスワードを入力します。
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[ダイアログあり] により、このスクリプトステップを実行したときに [パスワード変更] ダイアログボックスを表示するかどうかが指定されます。[ダイアログあり] を [オフ] に設定している場合、FileMaker Pro ではスクリプトステップとともに保存されている文字パスワード情報が使用されるか、または計算式に基づいて新しいパスワードが生成されます。
互換性
製品 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Go | はい |
FileMaker WebDirect | はい |
FileMaker Server | 一部 |
FileMaker Cloud | 一部 |
FileMaker Data API | 一部 |
カスタム Web 公開 | 一部 |
起点バージョン
7.0
説明
このスクリプトステップを実行すると、[ダイアログあり] オプションが [オフ] に設定されている場合以外は、[パスワード変更] ダイアログボックスが表示されます。[パスワード変更] スクリプトステップではパスワードを変更することはできますが、アクセス権を変更することはできません。
メモ
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このスクリプトステップは FileMaker ファイルアカウントにのみ有効です。その他のアカウントタイプとゲストアカウントでは、エラーコード 3 (「コマンドが使用できません」) が返されます。
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ユーザがこのスクリプトステップを使用してパスワードを変更するには、パスワードの変更アクセス権が必要です。パスワードの変更アクセス権のないユーザがこのスクリプトステップを実行するには、スクリプトパネルで現在のスクリプトを右クリックして、[完全アクセス権を付与] を選択します。
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[エラー処理] スクリプトステップを使用してエラー処理を有効にしている場合を除き、ユーザはパスワードの変更を 5 回まで試行することができます。
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[エラー処理] スクリプトステップが [オン] の場合、ユーザが古いパスワードと新しいパスワードを入力できるのは 1 回だけです。
例 1
データベースが 10 回開かれるごとに 1 度 [パスワード変更] ダイアログボックスを表示し、ユーザにパスワードを頻繁に変更するように勧めます。OnFirstWindowOpen スクリプトトリガ開始されます。
{フィールド設定 [アカウント::開いた回数 ; アカウント::開いた回数 + 1]
If [アカウント::開いた回数 = 10]
フィールド設定 [アカウント::開いた回数; 0]
パスワード変更 [ダイアログあり: オン]
End If