非関連テーブルのクロス結合の要求

非関連テーブルのクロス結合を要求するには、$crossjoin キーワードを使用して結合するテーブルを順番に指定します。$filter クエリーオプションを使用する場合、2 つのテーブルの結合に使用するフィールドをそれぞれ指定します。

デフォルトの動作ではレコード ID の一覧が返されますが、データフィールドが返されるようにするには、$expand クエリーオプションおよび $select クエリーオプションを使用します。OData 4.01 URL Conventions (英語) の「Addressing the Cross Join of Entity Sets」を参照してください。

コンポーネント 説明

HTTP メソッド

GET

URL

https://<ホスト>/fmi/odata/<バージョン>/<データベース名>/$crossjoin (<テーブル 1>, <テーブル 2>)?$filter= (<フィルタ式>)&$expand=(<展開式>)

<ホスト> – FileMaker Cloud または FileMaker Server のホスト名

<バージョン> – OData のバージョン。常に v4

<データベース名> – 共有データベースの名前

<テーブル 1>, <テーブル 2> – テーブルの名前

<フィルタ式> – 各レコードを結果に含めるかどうかを判定する条件

<展開式> – $select で指定したフィルタ結果に含まれるテーブルおよびフィールドの一覧

例: /fmi/odata/v4/連絡先管理/$crossjoin(製品,売上)?

$filter=製品/ID eq 売上/製品ID&

$expand=製品($select=名前,説明),

売上($select=顧客名,購入日)