クエリーオプション $select

$select クエリーオプションを使用して各テーブルの部分的なフィールドのセットを要求します。デフォルトでは、オブジェクトフィールド以外のすべてのフィールドを返します。

コンポーネント 説明

HTTP メソッド

GET

URL

https://<ホスト>/fmi/odata/<バージョン>/<データベース名>/<テーブル名>?$select=<フィールド 1>, <フィールド 2>

<ホスト> – FileMaker Cloud または FileMaker Server のホスト名

<バージョン> – OData のバージョン。常に v4

<データベース名> – 共有データベースの名前

<テーブル名> – テーブルの名前

<フィールド 1>, <フィールド 2> – フィールドの名前

例: /fmi/odata/v4/連絡先管理/連絡先?$select=会社,Web サイト

上記のリクエストでは「連絡先」テーブルのすべてのレコードの「会社」および「Web サイト」のデータが返されます。

FileMaker 情報

  • ROWID および ROWMODID システムフィールドを $select クエリーオプションで指定することで、これらのフィールドを結果セットに含めることができます。例: $select=ROWID, ROWMODID

  • ROWID は Get (レコード ID) 関数、ROWMODID は Get (レコード編集回数) 関数が返す値と同じです。

  • $select クエリーは他の $select クエリー内および他のクエリーオプション内にネストできます。例:

    GET http://localhost/odata/Categories?$expand=Products&$select=Name,Products/Name