SQL 句

ODBC および JDBC クライアントドライバでは、次の SQL 句に対するサポートが提供されています。

SQL 句

目的

FROM 句

SELECT ステートメントで使用するテーブルを指定します。

WHERE 句

FileMaker Pro の検索条件のように、抽出するレコードの条件を指定します。

GROUP BY 句

返された値をグループ化するための、1 つまたは複数のフィールド名を指定します。この句は、FileMaker Pro の小計のように、それぞれのグループについて 1 行を返すことによって統計値のセットを返すときに使用します。

HAVING 句

グループ化の条件を指定します。たとえば、給与総額が 20,000,000 円以上の部門だけを表示する場合などです。

UNION 演算子

2 つ以上の SELECT ステートメントの結果を 1 つの結果に結合します。

ORDER BY 句

レコードのソート方法を指定します。

OFFSET 句の形式

行の取得を開始する前に、スキップする行の数を示します。

FETCH FIRST 句の形式

取得する行の数を指定します。指定した数以上の行は返されませんが、指定した行数よりも少ない行が取得された場合、指定した数よりも少ない行が返されます。

FOR UPDATE 句

SQL カーソルで位置付け更新または位置付け削除を実行します。

メモ  列なしのテーブルからデータを取得しようとしても、SELECT ステートメントは何も返しません。