新しいスクリプトを開始するときの現在のスクリプトの処理オプション

通常、一度に実行できるスクリプトは 1 つだけであり、スクリプト実行のための追加の呼び出しは、実行中のスクリプトが完了するまでキューに入ります。ただし、次に示す方法で新しいスクリプトを開始すると、現在実行中のスクリプトに影響を与えることができます。

FileMaker.PerformScriptWithOption() 関数と fmp URL のオプション引数は、スクリプトが呼び出されるときに現在実行中の FileMaker スクリプトを処理する方法を設定します。オプションの値が 0 から 4 の場合、指定されたスクリプトを実行する呼び出しはキューに入り、すぐには開始されないことがあります。オプションは次の文字列値のいずれかになります:

オプションの値

説明

0

続行

現在実行中の FileMaker スクリプトが完了した後、キューに追加された FileMaker スクリプトが順番に実行されます。FileMaker スクリプトの実行がキャンセルされた場合、キューは消去されます。(これは オプションが指定されていない場合の動作です。バージョン 19.1.2 以降の FileMaker.PerformScript() のデフォルト動作です。)

1

停止

現在実行中の FileMaker スクリプトが停止し、キューに追加または呼び出しスタックにある他の保留中のスクリプトがすべてキャンセルされます。その後スクリプトが実行されます。

2

終了

現在一時停止中の FileMaker スクリプトが終了します。現在の FileMaker スクリプトが別の FileMaker スクリプトによって呼び出されていた場合、呼び出しスタックの中のスクリプトがなくなるまで呼び出している FileMaker スクリプトに制御が戻されます。その後スクリプトが実行されます。

3

再開

一時停止中の FileMaker スクリプトが再開します。再開したスクリプトが完了した後、スクリプトが実行されます。

4

一時停止

一時停止中の FileMaker スクリプトは停止したままになります。一時停止したスクリプトが再開し完了した後、スクリプトが実行されます。

5

中断と再開

現在実行中の FileMaker スクリプトが中断され、スクリプトが実行されます。スクリプトが完了すると、中断されたスクリプトが次のスクリプトステップから再開します。一時停止したスクリプトは、スクリプトの実行中は停止したままになります。(これはバージョン 19.0 の FileMaker.PerformScript() の動作です。)

重要  中断と再開のオプションの使用には注意が必要です。スクリプトは現在のコンテキストを変更すること (たとえば別のレイアウトへの移動、レコードの修正、グローバル変数の変更など) ができるため、中断されたスクリプトが異なるコンテキストで再開して予期しない結果をもたらす可能性があります。