サポートされていない OData の機能

中級の準拠レベルのうち、次の OData の機能はサポートされていません:

  • $search クエリーオプション

  • lambda 演算子の any および all

  • ビルトイン標準関数および演算子:

    • fractionalseconds()

    • isof()

    • geo.distance()

    • geo.length()

    • geo.intersects()

次の FileMaker の機能は標準の OData API 呼び出しでは直接サポートされていません:

  • 外部 ODBC データソースのデータへのアクセス

  • テーブルスキーマの計算関数 (計算フィールドなど) が次のいずれかに依存する場合:

    • FileMaker プラグイン

    • ホストのファイルシステム (Get (テンポラリパス) など)、FileMaker プラグイン、またはスクリプトトリガに関する情報

  • スクリプトトリガのアクティブ化

ただし、これらの FileMaker の機能は OData API 呼び出しによって実行されるスクリプトではサポートされます。これらはサーバーサイドスクリプトで、標準の OData API 呼び出しとは別のプロセスで実行される [サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップで実行されるスクリプトと同じ動作をします (FileMaker Pro ヘルプの「FileMaker Server および FileMaker Cloud でのスクリプトの実行」を参照してください)。

ヒント  データベースにこれらの FileMaker の機能 (プラグインに依存する計算フィールドなど) が必要な場合は、OData API 呼び出しが実行するスクリプトにそれらの操作のロジックを実装します。「スクリプトの実行」を参照してください。