Claris ID アカウントを使用したデータベースセッションへのログイン (FileMaker Cloud)

FileMaker Cloud で共有されるファイルの場合、ユーザは Claris ID アカウントで認証されます。Claris ID アカウントは Claris ID アイデンティティプロバイダシステムで定義されます。

Claris ID アカウントを使用した共有データベースにログインするには、HTTP POST メソッドを使用して共有データベースの名前を sessions API エンドポイントで指定します。Claris ID トークンはヘッダの Authorization 文字列で指定されます。コードはデータベースへの接続を定義するアクセストークンを受け取ります。この接続は「データベースセッション」と呼ばれます。

HTTP メソッド

POST

URL

/fmi/data/version/databases/database-name/sessions

version – リクエストされた FileMaker Data API のバージョン。v1v2、または vLatest のいずれかを使用できます。

database-name – 共有データベースの名前

HTTP ヘッダ

Content-Type: application/json

Authorization: FMID {FMID-token}

FMID-token は Claris ID アイデンティティプロバイダシステムで提供される Claris ID トークンです。Claris ID トークンの詳細については、Claris Customer Console ヘルプの「外部認証での Claris ID の使用」を参照してください。

FileMaker Pro ヘルプの「Claris ID または外部 IdP アカウントアクセスの編集」を参照してください。

引数 空の中カッコ。例: { }
応答

アクセストークン、空の応答のボディ、およびエラーコード 0 を表示するメッセージ配列。

応答で X-FM-Data-Access-Token ヘッダが返されます。これは以降の API 呼び出しで使用するセッショントークンです。

例:

コピー
Header
X-FM-Data-Access-Token: 823c0f48bb80f2187bde6f3859dabd4dcf8ea43be420dfeadf34
コピー
Body
{
  "response": {},
  "messages": [
    {
      "code": "0",
      "message": "OK"
    }
  ]
}

エラー応答」を参照してください。

メモ 

  • FileMaker Cloud で FileMaker Data API 呼び出しを使用するには、最初に Claris ID アカウントを使用して認証し、必要なセッショントークンを取得する必要があります。トークンは 1 時間有効です。最後の Claris ID 認証から 1 時間以上が経過した場合、API 呼び出しは 401 エラーで失敗する場合があります。この問題を解決するには、Claris ID アカウントを使用して再度認証し、新しいセッショントークンを取得します。