Claris Connect の概念
フロー
Claris Connect はフローの概念に基づいて構築されています。フローとは毎日のビジネスタスクおよびプロセスを自動化するために使用される一連のステップです。たとえば、ユーザが Formstack フォームを送信したときにユーザの電子メールを Mailchimp の加入者一覧に追加するフローを作成できます。
フローとは 2 つ以上のコンポーネントを使用する自動化機能です。コンポーネントとは Claris Connect ユーティリティまたはサードパーティのアプリケーション (「App」) へのコネクタです。
ユーティリティ
Claris Connect ユーティリティとはさまざまなデータおよびファイル操作を実行するあらかじめ定義されたコンポーネントです。たとえば、Images ユーティリティはイメージファイルに関する情報を返します。「Claris Connect ユーティリティ」を参照してください。
コネクタ
コネクタとはサードパーティのアプリケーションからの API (アプリケーションプログラミングインターフェース) エンドポイントのコレクションです。これらのエンドポイントにより Claris Connect はサードパーティの App と通信して HTTP リクエストで 2 つのプログラム間のデータを操作できるようになります。コネクタはこれらのエンドポイントをトリガまたはアクションのいずれかのフローのステップとして使用します。
トリガおよびアクション
すべてのフローの最初のステップはトリガで、自動化フローを開始するイベントです。フローのその後のステップがアクションです。フローを作成した後、トリガイベントが発生するたびに、Claris Connect が自動的にフローを実行します。「トリガの使用」および「Action ステップ」を参照してください。
メモ フロー内のすべてのアクションが API リクエストを発行します。サブスクリプションの契約条件によって API リクエスト数の月間制限が決まります。
プロジェクト
プロジェクトを作成および使用してフローを整理できます。各プロジェクトにはフローで使用される 1 つ以上のコネクタが含まれています。たとえば、Eventbrite コネクタを使用するすべてのフローを含む Eventbrite プロジェクトを作成できます。「プロジェクトの操作」を参照してください。
テンプレート
Claris Connect にはテンプレートと呼ばれるあらかじめ構築された一連のフローも含まれます。テンプレートはトリガおよびアクションで 2 つの App を接続します。テンプレートはプロジェクト内にも保存されます。「テンプレートを使用したフローの作成」を参照してください。