データベースパフォーマンスの考慮

データベースの設計が FileMaker Server のパフォーマンスに影響を与えることがあります。データベースを設計する際は、データベースを使用するクライアントを考慮して、クライアントのために設計を簡素化する方法を検討します。

  • すべてのクライアントのパフォーマンスを向上させるには、次の使用を制限します:

    • 外部テーブル

    • 複雑なテーブルリレーションシップ

    • 非保存計算

    • 値一覧

    • スクリプトトリガ

    • [サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップ

  • FileMaker Pro クライアントには、レイアウトパフォーマンスを最適化し、検索パフォーマンスを改善し、条件付き書式を減らし、アイドル状態のユーザをサーバーから接続解除するようにします。FileMaker Pro ヘルプを参照してください。

  • FileMaker WebDirect クライアントには、ポータルおよびパネルコントロールの数を最小限に抑え、リスト形式およびポータルで表示するオブジェクトの数を最小限にします。FileMaker WebDirect ガイドを参照してください。

  • カスタム Web 公開クライアントには、検索条件に対して返されるレコードの数を最小限に抑え、フィールドデータの入力値の制限の事前チェックを減らします。『FileMaker Server カスタム Web 公開ガイド』を参照してください。

  • 共有データベースのパフォーマンスに関する問題を特定するには、Admin Console の [最長呼び出しの使用状況] 設定を使用します。FileMaker Server ヘルプを参照してください。