ホストへのファイルのアップロード
FileMaker Pro を使用して、データベースファイルを FileMaker Server または FileMaker Cloud に転送します。データが外部に保存されているオブジェクトフィールドがデータベースに含まれる場合、FileMaker Pro は外部に保存されたデータもアップロードします。
メモ ファイルをアップロードする前に:
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アカウントに共有を有効にする拡張アクセス権があることを確認してください。たとえば、FileMaker Pro および FileMaker Go クライアントで共有ファイルを開く場合は、fmapp 拡張アクセス権が有効になっている必要があります。アクセス権セットの拡張アクセス権の編集を参照してください。
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アップロードを許可するホスト上のアカウントが必要です。
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FileMaker Server の場合、サーバー管理者のアカウント名およびパスワードが必要です。
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FileMaker Cloud では、チームマネージャとして Claris ID または外部アイデンティティプロバイダ (IdP) アカウントでサインインしている必要があります。
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OnWindowClose または OnLastWindowClose スクリプトトリガなど、ファイルが閉じる前にアクティブになるスクリプトトリガが含まれている場合は最初にそのファイルを閉じてください。
ホストのタイプによってアップロードできるファイルの条件は異なります。FileMaker Server ヘルプおよび FileMaker Cloud ヘルプを参照してください。
ホストにファイルをアップロードするには:
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[ファイル] メニュー > [共有設定] > [ホストにアップロード...] を選択します。
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左のパネルで、一覧に表示するホストのタイプの横にある [表示] をクリックします。
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一覧で、ファイルのアップロード先となるホストを選択します。
ホストを追加するには、 をクリックしてホストのドメイン名 (
host.domain.com
の形式で) または IP アドレスを入力します。 -
FileMaker Server ホストの場合、アカウント情報を入力してから [サインイン] をクリックします。
アカウント情報を資格情報マネージャ (Windows) またはキーチェーン (macOS) に追加するには、[資格情報マネージャーにパスワードを保存] (Windows)、または [キーチェーンアクセスにパスワードを保存] (macOS) を選択します。
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保存先のフォルダを変更または新しいフォルダを作成する (ホストでサポートされている場合) には、[変更] をクリックします。
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アップロードするファイルを選択します。
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各ファイルの [ステータス] 列を確認します。ファイルに問題が検出された場合、そのファイルのステータスが更新され、チェックボックスは選択解除されます。アップロードするファイルはすべて選択されていることを確認します。
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クライアントがホストでファイルをすぐに使用できるようにする場合は (ホストでサポートされている場合)、[アップロード後に (サーバー上の) データベースを自動的に開く] を選択します。
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[アップロード] をクリックします。
アップロードが完了すると、各ファイルのステータスが更新されて、アップロードが正常に完了したかどうかが表示されます。
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アップロードしたファイルを開くには、ファイルの [FileMaker Pro で開く] を選択します。続いて [終了] をクリックします。
選択した各ファイルが開きます。ファイル名とホスト名がウインドウのタイトルバーに表示されます。
選択項目 |
表示対象 |
お気に入り |
お気に入りとしてすでに追加されているホスト |
ローカル |
TCP/IP サブネットにある FileMaker Server ホスト |
チームマネージャとしてサインインしている場合: FileMaker Cloud チーム |
チームの FileMaker Cloud ホスト Claris ID または外部 IdP アカウントでまだサインインしていない場合は [サインイン] をクリックします。 |
目的 |
操作 |
アップロードの一覧にファイルを追加する |
[参照...] をクリックして、一覧に追加するすべてのファイルを選択して、[開く] をクリックします。またはファイルを右側のパネルにドラッグします。 |
アップロードの一覧からファイルを除外する |
アップロードしないファイルの隣にあるチェックボックスを選択解除します。 |
アップロードするファイルの暗号化パスワードの入力を求めるメッセージが表示される場合もあります。
メモ
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ファイルをアップロードするとき、ホストへの接続は SSL を使用して暗号化されます。セキュリティが重要な環境で FileMaker Server を使用する場合、サーバー管理者がカスタム SSL 証明書をインストールする必要があります。
[ホストにアップロード] ダイアログボックスに接続のセキュリティレベルを示すロックアイコンが表示されます。セキュリティロックアイコンについてを参照してください。
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ホスト上のフォルダにすでに存在するファイルをアップロードすることはできません。フォルダまたはサブフォルダなどの場所に関わらず、ホスト全体でファイル名が固有である必要があります。
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アップロードが終了した後、FileMaker Pro はローカルバージョンのファイルに、このファイルがアップロード済みであることを記録します。ローカルバージョンのファイルを開くと、FileMaker Pro ではローカルバージョンのファイルと共有バージョンのファイルのいずれかを選択するメッセージが表示されます。
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複数のファイルのアップロードの進行をキャンセルすると、アップロードが終了していたファイルはホストに残され、アップロードが部分的に終了していたファイルはホストから取り除かれます。残りのファイルのアップロードは実行されません。[ホストにアップロード] ダイアログボックスの [ステータス] の列で、アップロードが終了したファイルを確認できます。
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FileMaker Pro ではアップロードする前に暗号化データベースファイルの一貫性チェックは行われません。