FileMaker と Claris Studio データソースの間でのデータの更新
通常、Claris Studio データソースでのデータの確定は FileMaker Pro テーブルでのデータの確定と同じように機能します。たとえば、フィールドを終了するか別のレコードに移動する場合、FileMaker クライアントは Claris Studio データへの変更を保存します。詳細については、レコード内のデータの確定を参照してください。ただし、Claris Studio データは異なるソフトウェアで制御され、Claris Studio で操作しているユーザによりインタラクティブに使用されるため、最新レコードデータとテーブルスキーマを最新の状態に保つために幾つかの処理を実行します。
Claris Studio データソースからの最新データを表示するには:
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Claris Studio データソースにリンクされたファイルを開きます。
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ブラウズモードで [レコード] メニュー > [ウインドウ内容の再表示] を選択します。
現在のデータが、FileMaker クライアント以外のユーザによって入力されたデータを含めて表示されます。[ウインドウ内容の再表示] スクリプトステップを使用して内部キャッシュをフラッシュすることもできます。
Claris Studio データでは、FileMaker クライアントはデータエントリを制御するために「optimistic locking」を使用します。FileMaker クライアントは Claris Studio レコードにデータの入力を開始したとき、または Claris Studio データで検索を実行したときにデータを自動的に更新しません。
FileMaker と Claris Studio データソースの間のフィールドスキーマを同期するには:
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まだ Claris ID でサインインしていない場合、[ファイル] メニュー > [Claris ID にサインイン] を選択してサインインします。
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[ファイル] メニュー > [管理] > [データベース...] を選択します。
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[データベースの管理] ダイアログボックスで、[フィールド] タブをクリックします。
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テーブル一覧から使用して操作するテーブルを選択します。
FileMaker Pro は Claris Studio テーブルのフィールドを表示します。フィールド名は斜体で表示されます。
Claris Studio データソースから必要なテーブルが表示されない場合は、最初にテーブルを追加する必要があります。外部データソースへの接続を参照してください。
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[同期] をクリックします。
FileMaker Pro は Claris Studio データソースと「シャドウ」テーブルの間のスキーマを更新します。データソースのフィールドスキーマは変更しません。新規または見つからないフィールドの FileMaker Pro テーブルスキーマのみを更新します。たとえば、リレーションシップグラフの Claris Studio テーブルからフィールドを削除した場合、[同期] を再度クリックすると、Claris Studio データソースのフィールドが再表示されます。
メモ
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次のエラーが表示される場合があります。
エラーメッセージ |
表示されるタイミング |
<アクセスなし> |
フィールドが Claris Studio テーブルから取り除かれたとき。このエラーはフィールドオブジェクトに表示されます。 |