スクリプトスケジュールの作成または変更
FileMaker Cloud は共有データベースで作成された FileMaker スクリプトを実行できます。FileMaker スクリプトを実行するスケジュールを作成するには、データベースを指定し、データベース内で作成されたスクリプトを選択してスクリプトを実行する時間を指定します。
チームのスクリプトスケジュールの設定を保存後、ロードして別のチームで設定することができます。
変更はすべて [構成] > [スクリプトスケジュール] で行います。
メモ FileMaker Cloud で共有するデータベースで FileMaker スクリプトを実行するには、FileMaker Pro の [セキュリティの管理] ダイアログボックスで、個人または参加しているグループとして Claris ID アカウントをデータベースに含める必要があります。
スクリプトスケジュールを作成
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[スケジュールの作成] をクリックします。
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スケジュール名を入力します。
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共有データベースの一覧からデータベースを選択します。
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選択したデータベースのスクリプトの一覧から FileMaker スクリプトを選択します。オプションの引数およびタイムアウトも入力できます。
追加するスクリプト名および引数は最大 2048 文字です。
スクリプト名は固有である必要があります。同じ名前のスクリプトをデータベースで使用している場合は、1 つのスクリプトのみが一覧に表示されます。
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[繰り返し] には、次のオプションの 1 つを選択します。
選択項目 目的 1 回
指定した日付と時刻に 1 回実行します。
毎日
毎日実行します:
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1 日に 1 回、[時刻] で指定した時間に実行します。入力した日付の指定した時刻から開始されます。
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1 日に複数回、[範囲] で指定した時間に実行します。
毎週
1 日または数日実行します。[曜日] でスケジュールを実行する曜日を選択します。
N 日ごと
日数 (2 日、3 日、4 日など) が指定されたスケジュールを作成します。[実行する頻度] で実行する間隔を選択します。
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[開始日] を選択するか現在の日付のままにします。
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[1 回] 以外のすべてのスケジュールでは、[終了日の設定] を選択してカレンダーから日付を選択することによって終了日を設定できます。
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タスクスケジュールを 1 回実行するには、[時刻] で [時刻] を選択します。次に、タスクスケジュールを実行する時間を指定します。
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タスクスケジュールを複数回実行するには、[時刻] で [範囲] を選択します。タスクを繰り返す時間の範囲を 00:00 から 23:59 までの間で指定します。次に、[繰り返す頻度] で分単位または時間単位で繰り返す間隔を指定します。
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[保存] をクリックします。
メモ 自動メンテナンス中に実行するスクリプトスケジュールは設定しないでください。「自動メンテナンススケジュールの設定」を参照してください。
列にフィルタを使用
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列タイトルのをクリックして条件を選択してから [適用] をクリックします。
ソート順を変更
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列タイトルをクリックします。
スクリプトスケジュールを複製
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複製するスケジュールを選択して [複製] をクリックします。
スクリプトスケジュールの名前を変更
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名前を変更するスケジュールを選択して [編集] をクリックします。
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[スケジュール名] で新しい名前を入力します。
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[保存] をクリックします。
スクリプトスケジュールを編集
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スケジュールを選択して [編集] をクリックします。
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変更を加えて [保存] をクリックします。
スクリプトスケジュールを削除
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削除するスケジュールを選択して [削除] をクリックします。
スケジュールを手動で実行
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一覧から 1 つ以上のスケジュールを選択して [今すぐ実行] をクリックします。
スケジュール設定を保存
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[保存] をクリックします。
Web ブラウザで定義された場所にスケジュール設定ファイルがダウンロードされます。ファイルは「fms_settings.settings」というデフォルト名で作成されます。
メモ スケジュール設定ファイルは編集しないでください。編集すると設定がロードされなくなります。
スケジュール設定をロード
重要 スケジュール設定ファイルをロードすると、すべての既存のスクリプトスケジュールが削除されてスケジュール設定ファイルのスケジュールに置き換えられます。別の FileMaker Cloud チームのスケジュール設定をマージすることはできません。
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[ロード] をクリックします。
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[参照...] をクリックしてスケジュール設定ファイルを選択し、ロードします。
ロードされたスケジュールの詳細については、[ログ] タブの「LoadSchedules.log」ファイルを参照してください。
メモ
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スケジュールの実行中は [スケジュール時刻] 列が [実行中...] に変わります。スケジュールが完了した直後に列が一時的に変化して [成功] または [失敗] のいずれかの結果が示されます。スケジュールの詳細については、「Event.log」に記録されたメッセージを確認してください。
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外部 IdP ユーザはスクリプトスケジュールを作成できません。
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スクリプトスケジュールに使用される日付と時刻は UTC 時刻です。UTC と実際のタイムゾーンの差を計算して確認してください。
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スクリプトステップによっては、ダイアログボックスを表示するオプションなど、スキップされるオプションがあります。「Event.log」ファイルには、エラーまたは FileMaker Cloud で FileMaker スクリプトが実行されるときにスキップされたスクリプトステップの詳細情報が含まれています。
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スケジュールはスケジュール作成者の Claris ID を使用して実行されます。別の管理者アカウントとして実行するようにスケジュールを更新するには、目的の管理者アカウントを使用して Admin Console にサインインし、編集するスケジュールを開いてスクリプト名ドロップダウンメニューから目的の FileMaker スクリプトを再選択してスケジュールを保存します。非アクティブな Claris ID を使用して保存されたスケジュールは実行されません。