はじめに

Claris FileMaker Cloud は Claris FileMaker Pro、Claris FileMaker Go、および Claris FileMaker WebDirect を使用するカスタム App (データベース) をクラウド上で使用するためのサービスです。FileMaker Cloud では Claris ID と統合されたサインオンシステムを使用してユーザを認証します。

FileMaker Cloud アーキテクチャ
FileMaker Cloud アーキテクチャ
  • Claris Customer Console は Claris ID アカウント、グループ、ホスト、設定、およびサブスクリプションを管理するための Web ベースのアプリケーションです。

  • FileMaker Cloud Admin Console は FileMaker Cloud インスタンスを監視および管理するための Web ベースのアプリケーションです。

  • Claris FileMaker Data API は共有データベースのデータに Web サービスからアクセスできるようにするアプリケーションプログラミングインターフェース (API) です。この API は REST (Representational State Transfer) アーキテクチャを使用しているため、FileMaker Data API は REST API です。

  • OData (Open Data Protocol) はデータの照会および更新を行うための REST ベースのプロトコルで、REST API クライアントアプリケーションを使用して FileMaker Cloud で共有しているデータベースのデータにアクセスすることができます。

  • Claris FileMaker Admin API は FileMaker Cloud および Claris FileMaker Server 上での管理タスクを Web サービスから実行できるようにする REST ベースの API です。

FileMaker のハードウェアおよびソフトウェアの必要条件については、Claris FileMaker 2023 動作環境を参照してください。