IIS 認証の有効化

IIS Web サーバーの IIS の認証方法を有効にする場合は、Web 公開エンジンに接続する FMWebSite サイトの基本認証を有効にする必要があります。Web 公開エンジンでは基本認証のみが使用されます。Web サーバー上の他の Web サイトでは IIS の他の認証方法を使用できます。

この方法では、Web サーバーホストマシン上に、ユーザ名とパスワードを含む Windows ユーザアカウントを作成する必要があります。これらのユーザ名とパスワードは、カスタム Web 公開で公開された FileMaker データベースで定義された、パスワードで保護されたアカウントすべてについてのユーザ名とパスワードに正確に一致する必要があります。

次の手順はサポートするバージョンの Windows それぞれに基本認証をインストールし、認証を有効にする方法を示しています。

スタートメニューのあるバージョンの Windows の場合、次の手順で IIS 基本認証をインストールします:

  1. [スタート] メニュー > [管理ツール] > [サーバーマネージャ] をクリックします。

  2. [役割の追加] をクリックします。

  3. 役割の追加ウィザードで [Web サーバー (IIS)] を選択して [次へ] をクリックします。

  4. [Web サーバー] > [セキュリティ] を選択します。[基本認証] が有効であることを確認します。

  5. ウィザードの終わりに達するまで [次へ] をクリックして [閉じる] をクリックします。

Windows スタート画面のあるバージョンの Windows の場合、次の手順で IIS 基本認証をインストールします:

  1. Windows スタート画面で、[サーバーマネージャ] を選択します。

  2. [管理] メニュー > [役割と機能の追加] を選択します。

  3. [役割ベースまたは機能ベースのインストール] を選択して [次へ] をクリックします。

  4. サーバーを選択して [次へ] をクリックします。

  5. [Web サーバー (IIS)] を選択して [次へ] をクリックします。

  6. 必要に応じて追加機能を選択して [次へ] をクリックします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. [Web サーバー] > [セキュリティ] を選択します。[基本認証] が有効であることを確認します。

  9. ウィザードの終わりに達するまで [次へ] をクリックして [閉じる] をクリックします。

IIS 認証を有効にするには:

  1. コントロールパネルを開いて、[システムとセキュリティ] > [管理ツール] > [インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ] を選択します。

  2. IIS マネージャで [FMWebSite] サイトを選択します。Web サイトを確認するために、いくつかのノードを展開する必要があります。

  3. 中央のウインドウで [認証] をダブルクリックします。

  4. [認証] ウインドウで次の操作を行います:

    • [匿名認証] を有効にします。

    • [基本認証] を有効にします。