Windows での IIS Web サーバーの有効化

FileMaker Server を動作するようにするには、プライマリマシンとセカンダリマシンで IIS Web サーバーを有効にする必要があります。

FileMaker Server インストーラが IIS が有効になっていないことを検出した場合、インストーラが IIS を有効にします。また、Microsoft Application Request Routing (ARR) extension for IIS がインストールされていない場合、FileMaker Server インストーラによってインストールされます。ただし、IIS を手動で有効にする必要がある場合は、使用中のサポートされている Windows のバージョンについて下記の手順に従ってください。

IIS の詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。

スタートメニューのあるバージョンの Windows の場合、次の手順で IIS を有効にします:

  1. [スタート] メニュー > [管理ツール] > [サーバーマネージャ] をクリックします。

  2. [役割の追加] をクリックします。

  3. 役割の追加ウィザードで [Web サーバー (IIS)] を選択して [次へ] をクリックします。

  4. インストールする IIS 役割サービスを選択します。[次へ] をクリックしてデフォルトを許可します。

  5. 必要に応じて他の役割サービスを追加します。

Windows スタート画面のあるバージョンの Windows の場合、次の手順で IIS を有効にします:

  1. Windows スタート画面で、[サーバーマネージャ] を選択します。

  2. [管理] メニュー > [役割と機能の追加] をクリックします。

  3. [役割ベースまたは機能ベースのインストール] を選択して [次へ] をクリックします。

  4. サーバーを選択して [次へ] をクリックします。

  5. [Web サーバー (IIS)] を選択して [次へ] をクリックします。

  6. 必要に応じて追加機能を選択して [次へ] をクリックします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. インストールする IIS 役割サービスを選択します。[次へ] をクリックしてデフォルトを許可します。

  9. 選択内容を確認して [インストール] をクリックします。

メモ 

  • Web サーバーが実行中であることを確認するには、Web サーバーホストマシンの Web ブラウザで

    http://127.0.0.1” と入力します。

  • 既存の Web サイトがポート 80 または 443 を使用していないことを確認します。これらのポートは FileMaker Server で使用されます。これらのポートが既存の Web サイトで使用されていることが FileMaker Server インストーラで検出された場合、その Web サイトを無効にするように求めるメッセージが表示されます。インストーラは独自の Web サイトを作成してプライマリおよびセカンダリマシン上で HTTP にはポート 80、HTTPS にはポート 443 を使用するように構成します。