静的 Web ページでデータを公開する
静的公開によって、データを Web ページにエクスポートして、その Web ページを既存の Web サイトに追加することができます。Web ユーザは、データベースではなく Web サイトに接続します。
静的公開は次のような条件の場合に適しています:
- 頻繁にデータを変更しない
- フルタイムのインターネットアクセスがない
- ユーザが自分のデータベースに直接接続することを要求しない
静的データ公開には、次の内容が必要となります:
- Web サーバーがホストする Web サイト
- インターネットまたはイントラネットに接続しているコンピュータ (Web ページを Web サーバーにアップロードする間のみ必要)
- Web サーバーアプリケーションにファイルをコピー (アップロード) するアプリケーション
メモ 静的 Web ページでは、FileMaker Pro アクセス権による保護を使用することはできません。セキュリティオプションについては、Web サーバーのマニュアルまたはご使用の ISP またはネットワーク管理者に確認してください。
静的データを FileMaker Pro から公開するには:
- FileMaker Pro からのデータのエクスポート の手順 1 から 12 に従って、HTML テーブルまたは XML ファイルをエクスポートします。
- HTML テーブルをエクスポートして、対応する Web ブラウザのユーザが閲覧できるデータのテーブルを作成します。テキスト編集または Web オーサリングアプリケーションにより外観をカスタマイズできます。
- データの外観をプログラムに基づいて変更する場合は、XML ファイルをエクスポートします。
- 新しい Web ページを Web サーバーにコピーします。
- 既存の Web ページから新しい Web ページへのリンクを追加します。