API ソリューションの比較

共有されている FileMaker Pro データベースのデータにアクセスするために次の REST API を使用できます。ビジネスの目的および環境に適したソリューションを選択してください。

ソリューション 使用する環境 利点
OData 規格
  • OData データソースにアクセスできるアプリケーションで作業している

  • FileMaker データに加えて他の OData データソースとの相互アクセスが必要なアプリケーションの開発している

  • トランザクションサポートが必要

  • サードパーティ製アプリケーションの開発者は、1 つの呼び出しを実装するだけで FileMaker データを含め OData 規格に準拠するすべてのデータソースを操作できます。

  • OData では、バッチ、トランザクション、メタデータの作成、およびテーブルの削除がサポートされています。

  • OData はほとんどの場合、ODBC および JDBC と入れ替えることができます。

  • バッチ処理によりプロセス間通信および接続プーリングが減少するため、パフォーマンスが向上します。

  • FileMaker データを操作するためのレイアウトは必要ありません。

  • データを操作するためにドライバなど追加のソフトウェアをクライアントにインストールする必要はありません。

FileMaker Data API
  • レイアウトやポータルなどの FileMaker Pro の機能を使用している

  • レイアウトやポータルなどの FileMaker のコンセプトと統合できます。