FileMaker Data API 呼び出しの処理の流れ

FileMaker Data API のアーキテクチャ図
FileMaker Data API アーキテクチャ
  1. REST API クライアントが HTTPS ポート (ポート 443) を使用して Web サーバーに FileMaker Data API 呼び出し (HTTPS リクエスト) を送信します。FileMaker Pro がインストールまたは実行されている必要はありません。

  2. Web サーバーが、FileMaker Web サーバーモジュールを使用してリクエストを FileMaker Data API エンジンにルーティングします。

  3. FileMaker Data API エンジンが、HTTPS リクエスト (URL および JSON データ) をデータベースサーバーコンポーネントが解釈できる形式に変換し、データベースサーバーで共有されているデータベースのデータを要求します。

    FileMaker Data API エンジンでは、ポート 3000 および 8989 が利用可能な状態である必要があります。

  4. データベースサーバーが要求された FileMaker データを FileMaker Data API エンジンに返します。

    データベースサーバーでは、ポート 5003 が利用可能な状態である必要があります。

  5. FileMaker Data API エンジンが FileMaker データを HTTPS 応答 (URL および JSON データ) に変換して Web サーバーにデータを渡すことで呼び出しに応答します。
  6. Web サーバーが要求元の REST API クライアントに HTTPS 応答を送信します。