ルックアップの定義
重要  作業を開始する前に、リレーショナルデータベースルックアップの違いを十分に認識しておいてください。詳細についてはルックアップについてを参照してください。
ルックアップを定義するには、次の操作を行います。
1.
現在のテーブル照合フィールドと関連テーブルの照合フィールドの間に、ルックアップで使用するリレーションシップを定義します。詳細についてはリレーションシップの作成を参照してください。
2.
データベースが開いている状態で、[ファイル] メニュー > [管理] サブメニュー > [データベース...] を選択します。
3.
[データベースの管理] ダイアログボックスで、[フィールド] タブをクリックします。
4.
データベースに複数のテーブルがある場合、[テーブル:] 一覧から適切なテーブルを選択します。
5.
既存のフィールドの一覧から、テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、またはオブジェクトのフィールドを選択するか、または新しいフィールドを定義します。
6.
[オプション...] をクリックするか、フィールド名をダブルクリックします。
7.
[フィールド「(フィールド名)」のオプション] ダイアログボックスで、[入力値の自動化] タブをクリックし、[ルックアップ値] を選択します。
8.
[フィールド「(フィールド名)」のルックアップ] ダイアログボックスで、ルックアップを開始するテーブルと、値のコピー元のテーブルを選択します。
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[開始するテーブル:] で、ルックアップが開始点として使用するリレーションシップグラフ内のテーブルを選択します。
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[関連テーブルからルックアップする:] で、関連データのルックアップ元にする関連テーブルを選択します。
9.
10.
 
照合フィールドの値が一致しなかった場合の処理を定義する
[完全に一致する値がない場合] で、ルックアップのコピー元フィールドで[コピーしない]、[近似値(小さい値)を使用]、[近似値(大きい値)を使用] を選択するか、または [使用する値:] に代わりに使用する固定値を入力します。
照合元フィールドの値がヌルデータ(空)の場合にはコピーを行わないように設定する
[内容が空欄の場合コピーしない] を選択します。(空白データもコピーする場合には、この選択を解除してください。)
11.
[OK] をクリックします。
12.
ルックアップの定義に関する注意事項
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最初の関連レコード(ルックアップによってコピーされるレコード)が特定のレコードになるように、リレーションシップで関連レコードをソートすることができます。たとえば、特定の設備の最新の点検日をルックアップするには、点検日を基準に降順でレコードをソートします。
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ルックアップのコピー元フィールドルックアップのコピー先フィールドが、必ず同じ フィールドタイプになるように指定してください。フィールドのタイプが異なる場合には、予想外の結果になることがあります。
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ルックアップ方法を変更するには、[入力値の自動化] タブの [ルックアップ値] が選択されていることを確認し、[指定...] ボタンをクリックして必要な修正を行います。
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重要  ルックアップが複数条件リレーションシップに基づいている場合、その複数条件リレーションシップで使用されているいずれかのフィールドに値が入力されるたびに、ルックアップが1回実行されます。必要なフィールドの1つに値が入力されるたびにルックアップが実行され、必要なフィールドすべてに値が入力された時点で、最後のルックアップ値がルックアップのコピー元フィールドにコピーされます。
関連項目 
ルックアップについて
リレーションシップについて
ルックアップ値の更新
入力値の自動化の定義