定期的なインポートの設定FileMaker Pro ファイルを設定し、Microsoft Excel のスプレッドシートなど他のファイルからインポートしたデータを自動的に更新できます。定期的なインポート は、ファイルを開くたびに、および外部ファイルからのデータを含むレイアウトを最初に表示するときに、自動的に実行されます。その後、スクリプトを実行してデータを更新できます。定期的なインポートを設定すると、FileMaker Pro は、インポートされたデータ用の新規のテーブルおよび新規のレイアウトを作成し、データを表示します。その後、レイアウトモードでレイアウトをカスタマイズすることもできます。データを更新するたびに、FileMaker Pro は、定期的なインポートレイアウトからデータを削除し、外部ファイルからの現在のデータに置き換えます。定期的なインポートでインポートしたデータは、FileMaker Pro で変更または追加することはできません。メモ 定期的なインポートを設定するには、[完全アクセス] アクセス権セットが割り当てられたアカウントでファイルを開く必要があります。アクセス権セットの詳細については、アカウント、アクセス権セット、および拡張アクセス権についてを参照してください。定期的なインポートをファイル内に設定した後は、完全アクセス権のアカウントを使用する必要はありません。
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7. デフォルトのレイアウト名にするか、インポートデータを表示するために FileMaker Pro で作成するレイアウト用の新しい名前を入力します。
8. デフォルトのスクリプト名にするか、データを手動で更新するために使用するスクリプト用の新しい名前を入力します。
9. [OK] をクリックします。
10. メモ データは、1つのレイアウトにつき1つのワークシートまたは1つの名前の付いた範囲からのみインポートできます。
ワークシートによるデータのインポート 名前の付いた範囲によるデータのインポート
• 定期的なインポートでは、インポートしたデータ用に新規のテーブルおよびレイアウトが作成されます。データベースの既存のテーブルまたはレイアウトにインポートしたデータを追加する詳細については、FileMaker Pro へのデータのインポートを参照してください。
• 外部ファイル内のデータの変更は、FileMaker Pro でインポートする前に元のアプリケーションに保存する必要があります。
• 定期的なインポートはインポート専用の処理です。データを変更するには、最初にインポート元のファイルのデータを変更します。次に、定期的なインポートのレイアウト上のスクリプトボタンをクリックし、FileMaker Pro のファイルにデータをインポートします。FileMaker Pro のファイルが閉じる間にデータが変更されると、定期的なインポートのレイアウト上のデータは、 FileMaker Pro の次のセッションでレイアウトを最初に表示する際に更新されます。
• データの最初のインポート時に、FileMaker Pro は、FileMaker Pro のファイルを含むフォルダ内にインポートログファイルを作成します。ログファイルは、このフォルダ内に配置された FileMaker Pro のファイルにデータがインポートされるたびに更新されます。
• データの更新にスクリプトボタンを使用すると、FileMaker Pro は、過去のすべてのインポートレコードを削除し、データを再インポートして外部ファイル内の新しいデータ用に新規のレコードを作成します。
• 必要に応じ、インポートスクリプトを変更できます。スクリプトの計画および作成の詳細については、作業を自動化するためのスクリプトの作成を参照してください。
• FileMaker Pro が定期的なインポート用に自動的に作成するスクリプトは、FileMaker Server のスクリプトスケジュールではサポートされていません。