FileMaker Pro 形式

FileMaker Pro 12 形式 (.fmp12) のファイルのインポートまたはエクスポートを実行することができます。

FileMaker Pro ファイルからのインポート

  • 別の FileMaker Pro ファイルからデータをインポートする場合、ソースファイルのテーブルのデータをターゲットファイルのテーブルにインポートすることができます。

  • ソースファイルに複数のテーブルがある場合、一度に 1 つのテーブルからのみデータをインポートすることができます。インポート時に、ファイルのどのテーブルをインポートするかを選択します。インポートする各テーブルに対して、インポートを繰り返します。

  • 関連データをインポートするには、関連テーブルから直接データをインポートします。

  • ファイルのレコードの一部のみをインポートする場合、ファイルを開いて検索を実行し、現在のウインドウの対象レコードにインポートするレコードのみが含まれているようにします。(レコードの検索を参照してください。) FileMaker Pro は、ファイルの一番手前のウインドウにある対象レコードをインポートします。閉じているファイルや、開いているファイルの表示されていないウインドウからレコードをインポートする場合、対象レコードであるかどうかに関係なく、すべてのレコードがインポートされます。

  • 旧バージョンで作成された FileMaker Pro ファイルをインポートする場合、まずファイルを現在のフォーマットに変換します。FileMaker Pro 11 以前のファイルの変換を参照してください。

FileMaker Pro ファイルとしてのエクスポート

  • データを FileMaker Pro ファイルとしてエクスポートすると、エクスポートしたデータを含む新しいファイルが作成されます。

  • 一度に 1 つのテーブルからのみレコードをエクスポートすることができます。

  • エクスポートするソーステーブルに関連するテーブルがある場合、それらの関連テーブルのフィールドもエクスポートすることができます。ただし、エクスポートするデータによってエクスポート後のファイル内に作成されるのは、1 つのテーブルのみです。

  • ソースファイルのレコードの一部のみをエクスポートするには、まず検索を実行します。対象レコード内のレコードのみがエクスポートされます。レコードの検索を参照してください。

  • FileMaker Pro ではエクスポートされたファイルにはフィールド名とフィールドタイプがエクスポートされます。

  • Merge および FileMaker Pro 形式の両方にフィールド名が含まれます。ただし、データのターゲットになるアプリケーションが、選択する形式をサポートする必要があります。一部のアプリケーションは、エクスポートされたデータをインポートする際に、フィールド名を削除します。

  • エクスポートされたファイルには、標準レイアウトが 1 つ含まれます。

  • グローバルフィールドは、エクスポート後のファイルではグローバルフィールドではなくなります。代わりに、エクスポート後のグローバルフィールドは、エクスポートされた各レコードで元のグローバルフィールドの値を繰り返す非グローバルフィールドになります。必要に応じて、エクスポート後のファイルでフィールドをグローバルフィールドに変更することができます。

メモ  ソースファイルのデータ、レイアウト、スクリプトなどの要素を含む新しいファイルを作成するには、データをエクスポートする代わりにファイルをコピーすることができます。続いて、コピーしたファイルを開いて、データの削除など、必要な変更を行います。ファイルの保存とコピーを参照してください。