表形式での動的なレポートの作成

ブラウズモードで表形式を使用して、データをフィールドごとにグループ化、フィールドの小計を表示、各データグループの小計を作成、またはデータグループの総計を表示できます。

メモクイックレポートを表示できるのは [表形式] においてのみです。変更は現在のレイアウトには影響ありません。

フィールドでデータをグループ化するには:

ブラウズモードで、データのグループ化に使用するフィールドの列タイトルを右クリックした後、[<フィールド名> による前部グループを追加] または [<フィールド名> による後部グループを追加] を選択します。
たとえば、都市ごとの販売データを表示して各都市のレコードの最後に集計の行を追加するには、[都市による後部グループを追加] を選択します。各都市のレコードの前に集計の行を追加するには、[都市による前部グループを追加] を選択します
前部/後部グループを追加すると、データのグループ化に使用するフィールドでレコードが自動的にソートされます。たとえば都市は名前順にリストされます。
各グループ集計の行の名前を表示するには、集計の行の左余白を右クリックし、[グループフィールド (<フィールド名>) を追加] を選択します。

ヒント 複数のフィールドの前部/後部のグループを追加し、各グループレコードの異なるカテゴリを表示します。

ブラウズモードで、データのグループ化に使用するフィールドの列タイトルを右クリックした後、[<フィールド名> による前部グループを削除] または [<フィールド名> による後部グループを削除] を選択します。

[前部小計を配置] または [後部小計を配置] を選択し、ショートカットメニューからオプションを選択します。

選択項目	目的
合計	フィールド内の値の合計を計算します。
現在の合計	これまでにソートしたグループのすべての値に現在のレコードの値を加算した合計を表示します。
平均	フィールド内の値の平均を計算します。
カウント	フィールドに値が入力されているレコードの数を求めます。たとえば、あるフィールドに 100 個の値 (1 レコードに 1 つずつ) が保存されている場合、カウントの結果は 100 となります。
現在のカウント	これまでにソートしたグループのすべての値に現在のレコードの値を加算した合計を表示します。
最小値	フィールドの最小値、または最も古い日付、時刻、タイムスタンプを検索します。
最大値	フィールドの最大値、または最も新しい日付、時刻、タイムスタンプを検索します。
標準偏差	フィールド内の値がどのくらい分散しているかを計算します。このオプションでは、フィールド内の値の平均値から標準偏差が計算されます。
母集団別標準偏差	母集団として標準偏差を算出します。
合計に対する比	フィールド内のある値が全体の値の合計に占める割合を計算します。たとえば、特定の販売員が売上合計に対してどの程度の売上を上げたかなどを計算します。

表の最初 (前部) のまたは表の最後 (後部) の新しい行は、フィールドの小計を表示します。

表の前部または後部グループも追加した場合は、グループ集計の行は、指定フィールドの各グループの小計も表示します。前部グループの小計を表示するには前部小計を選択し、後部グループの小計を表示するには後部小計を選択する必要があります。

ブラウズモードで、小計を表示するフィールドの列タイトルを右クリックし、[前部小計を配置] または [後部小計を配置] を選択します。
[前部小計を配置] または [後部小計を配置] ショートカットメニューから取り除くオプションの選択を解除します。
メモ [表形式] から小計を取り除いても、小計の集計フィールドはデータベースから取り除かれません。集計フィールドをデータベースから取り除くには、[ファイル] メニュー > [管理] > [データベース...] を選択し、[フィールド] をクリックして取り除く集計フィールドを選択して [削除] をクリックします。

このトピックで前に説明したようにデータをグループ化し小計を出します。
ブラウズモードで、小計を表示するフィールドの列タイトルを右クリックします。
[前部総計を追加] または [後部総計を追加] を選択します。
表の最初 (前部) または表の最後 (後部) の新しい行は、フィールドの総計を表示します。

ブラウズモードで、総計を表示するフィールドの列タイトルを右クリックした後、[<フィールド名> による前部総計を削除] または [<フィールド名> による後部総計を削除] を選択します。