FileMaker Cloud の認証
FileMaker Admin API では、アクセストークンを使用してホストへの接続を定義します。トークンは Invalidate Access Token (アクセストークンの無効化) 呼び出しを使用して無効にされるか、またはそのトークンを指定した最後の呼び出しから 15 分経過するまで有効です。(トークンが有効な間は、そのトークンを指定して呼び出しを行うたびにセッションタイムアウトカウンタがゼロにリセットされます。)
FileMaker Cloud のアカウントを認証するには:
- Claris ID トークンを生成します。Claris Customer Console ヘルプを参照してください。
- 認証の呼び出しまたはその他の任意の呼び出しで手順 1 からの Claris ID トークンを含めてアクセストークンを生成します。
たとえば、認証の呼び出しに次の URL およびヘッダを使用します:
- URL:
https://<ホスト>/fmi/admin/api/v2/user/auth
<ホスト> は FileMaker Cloud を実行する仮想サーバーのホスト名または IP アドレスです。
- ヘッダ:
Authorization FMID Claris_ID_Token
認証の呼び出しを使用する場合、応答のボディでアクセストークンが返されます。その他の呼び出しを使用する場合、応答ヘッダの X-FM-Access-Token フィールドでトークンが返されます。
- URL:
- それ以降の API 呼び出しの場合、認証の呼び出しに次の Authorization ヘッダを含めます:
ヘッダ:
Authorization Bearer <アクセストークン>
メモ
- Claris ID 認証スキーマを使用してアクセストークンを取得するたびに、新しい API セッションが作成されます。複数の API セッションが作成されないようにするには、すべての API 呼び出しに Bearer 認証スキーマで同じアクセストークンを使用します。
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FileMaker Cloud で FileMaker API 呼び出しを使用するには、最初に Claris ID アカウントを使用して認証し、必要なセッショントークンを取得する必要があります。トークンは 1 時間有効です。最後の Claris ID 認証から 1 時間以上が経過した場合、API 呼び出しは 401 エラーで失敗する場合があります。この問題を解決するには、Claris ID アカウントを使用して再度認証し、新しいセッショントークンを取得します。
- FileMaker Cloud にカスタム App をアップロードまたはクローンの変更に基づいてカスタム App を更新するためのアカウントを認証するには、カスタム App をアップロードおよび更新する FileMaker Cloud の認証 API 呼び出しを参照してください。