ソリューションの計画ソリューションを作成する前にさまざまな要素を十分に検討しておくと、データの入力や検索の方法が統一されるだけでなく、データベーステーブルでデータが重複することも少なくなります。リレーショナルデータベーステーブルの機能を使用すると、最新のデータを必要なときに得ることが可能になります。実際にリレーショナルデータベースを作成する前に、どのようなデータベースにするのか紙の上で計画してみることをお勧めします。データベースの用語では、これらの情報のカテゴリをテーブルと呼びます。テーブルを使用して、共通の要素や目的を含むデータをグループ化します。たとえば、1つのテーブルに氏名や住所を保存し、別のテーブルに受注日、製品番号、単価などの取引に関する詳細情報を保存します。同じファイル内のテーブル間で、または外部ファイル内のテーブルとの間でデータを共有するには、リレーションシップを使用します。スクリプトやアクセス権などの他のデータベース要素は、ファイルレベルで保存されるため、一部の複雑なソリューションでは複数のファイルを使用すると便利です。メモ FileMaker Pro は非常に柔軟であるため、多くの場合は、データを単一のファイルに保存するか、それとも複数のファイルに保存するかは、データのまとめ方や利便性の点から決定することができます。テーブルに保存されたデータは、リレーションシップを使用すると、同じファイル内のテーブル間で、または外部ファイル内のテーブルとの間で簡単に共有することができます。詳細は関連テーブルと関連ファイルの操作を参照してください。スクリプトやアクセス権など他のデータベース要素はファイルレベルで保存されるため、一部の複雑なソルーションでは複数のファイルを使用すると便利です。
5. リレーションシップの照合フィールドについてを参照してください。また、リレーションシップによってデータをグループ化することができ、複雑なクエリーを解決することができます。たとえば、リレーションシップを使用して、現在の在庫レベルや売上計画など、複数のテーブルのデータをクエリーする必要がある作業を判断することができます。関連テーブルと関連ファイルの操作を参照してください。
10. 他のユーザとデータベースを共有する必要があるかどうかを判断し、共有する場合には他のユーザがファイルにアクセスする方法を決めます。ネットワーク上でのファイルの共有を参照してください。データベースの保護を参照してください。
13. レイアウトを決定し、それぞれの処理に対応する個別のレイアウトをデザインします。レイアウトとレポートの作成と管理を参照してください。
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