一般に、ODBC データソースのデータの
確定は、FileMaker データの確定と同じように動作します。たとえば、フィールドを終了するか別のレコードに移動する場合、FileMaker は外部データへの変更を保存します。詳細については、
レコード内のデータの確定を参照してください。しかし、外部データは異なるソフトウェアで制御され、FileMaker ソフトウェア外で操作しているユーザによりインタラクティブに使用できるため、最新レコードデータとテーブル
スキーマを確実に持つようにできる特定の処理があります。
ODBC テーブルに対して、FileMaker はデータエントリを制御するために「optimistic locking」を使用します。FileMaker は外部レコードにデータの入力を開始したとき、または ODBC データに対して検索を実行したときにはデータを自動的に更新しません。
FileMaker により、ODBC ソースとリレーションシップグラフの「影」テーブルの間のスキーマを更新します。データソースのフィールドスキーマを変更せず、新しいか不明なフィールドの FileMaker テーブルスキーマの更新だけを行います。たとえば、リレーションシップグラフの ODBC テーブルからフィールドを削除した場合、[
同期] を再度クリックすると、外部データソースからのフィールドが表示されます。
メモ 同期後、ODBC データソースがそのオプションを強制しない場合、FileMaker Pro で設定するフィールドオプションはリセットされることがあります。たとえば、[
空欄不可] の入力値の制限オプションを選択した場合、同期後、そのオプションをリセットしなければならないかもしれません。