Let 関数は、左から右に変数を設定します。以前定義した変数(たとえば、[ 変数を設定] スクリプトステップで定義した変数)を使用して新しい変数値を定義したり、
Let 関数を別の Let 関数の中にネストすることができます。 以前定義された変数をネストされた
Let 関数の内部で使用する場合、その変数の有効範囲はネストされた関数の内部に限られます(完全に固有の変数を定義した場合と同様です)。次の「都市」の例を参照してください。
定義した後、ローカルおよびグローバル変数は、その有効範囲の計算式で参照できます。グローバル変数の有効範囲は、現在のファイルに制限されています。ローカル変数の有効範囲は現在のスクリプトです。計算式で定義されるローカル変数の有効範囲はファイルですが、スクリプトが実行されていない場合にのみ利用できます。ローカルおよびグローバル変数(または異なるスクリプトの2つのローカル変数)には同じ名前を付けられますが、異なる変数として扱われ、別々の値を保存します。
次の例では、変数「a」のみにアクセスし、
Evaluate、
Let、および
Get ( スクリプト引数 ) 関数を使用して、指定した引数を渡す方法を示します。(この例では、「
6」が返されます)。
次の例は、「a」および「
b」の両方の変数にアクセスして、指定された引数を渡す方法を示します。最初の引数が簡単な分、2番目の引数はより複雑になります(この例では、「
6,
12」が返されます)。
次の例は、Let 関数の2番目の構文をチェックできるようにしつつ、指定した引数を渡す方法を示します(この例では、「
6,
12」が返されます)。