小計によるレコードのソートグループごとの小計や総計を含むレポート(小計レポートとも呼ばれます)を適切に表示するには、適切な区分けフィールドが表示されるようにデータをソートする必要があります。小計レポートがある場合、レポート内のデータはグループ化され、合計を構成するカテゴリ別に表示されます。ただし、ソートの基準とする小計値を指定して、レポート内でデータをより論理的に並べ替えることができます。メモ [表形式] で 前部グループと後部グループを作成すると、データは自動的にデータをグループ化するために使用したフィールドによってソートされます。たとえば、地域別に売上の小計を出すレポートを作成したとします。地域別にレポートのデータをソートするか(例 1)、レポートのレコードを小計値でソートするように指定することができます。 この場合、売上総額によってデータは一覧表示されます(例 2)。例1 グループごとの小計や総計を含むレポートで、小計値によりソートされない場合例2 グループごとの小計や総計を含むレポートで、小計値によりソートされる場合
1. グループごとの小計や総計を含むレポートを作成します。レポートには、レコードをカテゴリ別に分けるフィールド(この例では、「地域」)と、集計フィールド(「売上総額」)を含めます。グループごとの小計や総計を含むレポートの作成の詳細については、レイアウトの作成を参照してください。
2.
3. グループ化するフィールド(地域)を [ソート優先順位:] リストに移動するか、リスト内にすでに存在する場合はそれを選択します。
4.
5. [フィールド指定] ダイアログボックスで、集計フィールド(「売上総額」)を選択し、[OK] をクリックします。
6. ソート順(この例では、[降順] )を選択します。
7. [ソート] をクリックします。
8. ヒント データがすでにグループフィールドでソートされている場合は、集計フィールドをソート順に追加または削除する際に、再度ソートを実行する必要はありません。上記の手順に従って、[フィールド指定] ダイアログボックスで集計フィールドを指定して、[OK] をクリックします。