プラグインの更新
計算およびスクリプトを使用してインストールされた
プラグインのバージョンをチェックし、FileMaker Pro ファイルのオブジェクトフィールドに保存されているプラグインでプラグインを更新できます。スクリプトおよび計算の構文の例を表示するには、
プラグイン更新の例を参照してください。
プラグインを更新するには、次の操作を行います。
1. ソリューションファイルで、テーブルを作成してプラグイン情報を保存します。
2. テーブルで次を定義します。
•プラグイン名のテキストフィールド
•プラグインの説明を保存するテキストフィールド
•データベースで現在必要なプラグインバージョンの数字フィールド
•FileMaker Pro ファイルにインストールされたプラグインのバージョンおよび有効状態を示す非保存の計算フィールド
•プラグインファイルを保存するためのオブジェクトフィールド
3. 保存したプラグイン、およびオプションでプラグインに関する説明情報を表示するレイアウトを作成し、手順 2 で作成した適切なフィールドをレイアウトに追加します。
メモ レイアウト上にオブジェクトフィールドのみが必要な場合でも、プラグイン名、説明およびバージョン番号のフィールドを追加してこの情報にアクセスできるようにすることを検討します。
4. インストールされたプラグインのバージョンを必要なプラグインのバージョンと比較するスクリプトを作成し、必要に応じて [プラグインファイルのインストール] スクリプトステップを使用してプラグインを更新します。
5. プラグインがインストールできない場合に、ユーザに可能性のあるプラグインのインストールエラー状況を警告するスクリプトを作成します。
6. インストールされたプラグインが有効になっていることをチェックするスクリプトを作成します。
7. ユーザがデータベースを開く際に上記のスクリプトを参照する起動スクリプトを作成します。
メモ
•プラグインをインストールする場合、クライアントのプラグインの環境設定で [
ソリューションにファイルのインストールを許可] オプションが選択されている必要があります。
環境設定: プラグインを参照してください。
•プラグインがクライアントのプラグインの環境設定で無効になっている場合、インストールされても手動でユーザにより有効になるまでアクセスできません。
•各オブジェクトフィールドには 1 つのプラグインしか保存できませんが、1 つのレイアウト上に複数のオブジェクトフィールドを作成することによりすべてのプラグイン情報を表示できます。
関連項目